推し合い。【If】

11cm ページ12

あの衝撃的な日から数日....


「ねぇ〜ねぇ〜、今から家行ってもい?」


「一緒にコラボ歌みた出そ〜。」


物凄くアタックされてます。(物理)


今も、


「ねぇ〜〜、おしゃけ飲もーぜェ!!けーぴー!!」


『はぁ、』


朝っぱらから


「朝早くからごめんね〜、あのコラボ動画に不備があったみたいで。ちょっと来てもらっていい?」と


ないちゃんから連絡があったから(ちなないちゃんはオタクトークで仲良くなったお☆)、


VOISING事務所の方にお邪魔したところ


「ぽえぽえ〜〜〜」


推し(ぽえボ)がいた。


『...なんでこんなことに。』


私は!!!今!!!!


推しに抱きつかれている!!!!何で?!?!?


「ん〜、Aたんいい匂いする〜。」


『ばりアウトな発言ですが?!??』


そう驚きながら反論していると


「こらーまろ!!Aちゃんにセクハラしないの!!」


救世主が登場した。


『ないちゃ〜ん!!泣』


正直推しに抱きつかれると心臓が口から出てくるので、


まろちゃんから離れ、そっとないちゃんに隠れた。


「ほら〜、Aちゃん隠れちゃったじゃん。」


「...ねぇ、やなことしないから出てきて。」


あれ、ぽえらなくなった?と思いないちゃんの背中から顔を出してみると、


まろちゃんと目が合った。


あ、これ目離せないわ。そう思い戸惑っているとマロちゃんが泣き出した。


『え?!??ど、どうしたの?なんか嫌だった?』


まろちゃんが泣いたことに気づき声をあげると、


さっきまでまろちゃんをからかってたないちゃんもだいぶ困惑していた。


「まろ、迷惑だった?怖かった?」


そう瞼に涙を浮かばせながら私に問うまろちゃん。


え????そんなことあるわけじゃないじゃん。てか推し泣かせるなんて私大罪人じゃね???


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あの後はないちゃんと一緒に死ぬほど謝りましたとさ。


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何だこの謎回。

あ、リクエストとかくれたら飛んで喜びます。

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