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10cm ページ11

『え?き、...キス?』


i「ん!ほとけにやったんだからええやろ?コテッ」


ん"(重症)そういうことじゃないんだよなぁ。


そう言いながら、私の手首を掴んできたまろちゃん。


『、え』


i「ん、これ俺の気持ち。」


そう言って手首に口付けをしたまろちゃん。


そのにまろちゃんの姿はまるでどこかの御伽噺に出てくる白馬の騎士のようだった。


『、っ』


i「はは、顔真っ赤やん。」


『だって、』


だって。手首へのキスは


i「言葉にした方がいい?」


"強い好意"。


『あ、...え?』


そんなに飲んでないはずなのに、酔いが回る。


i「いや、行動に移した方が良いかも。」


そう言ってジリジリと近づいてくるまろちゃん。


i「ほとけに先越されるくらいなら、いっそ俺に溺れてよ。」


と顎をすくい上げて目線を合わせられる。


あ、これ逃げられないやつだ。


がちゃ。


り「...なーにやってんの〜!!!」


不意に、赫い瞳と目が合う。


り「...お邪魔しました〜。」


『待って待って!!ちがう!!!違うから!!!』


---------------


i「ブスー」


り「なにやってんのまろ。早くAちゃんに謝りなよ。」


i「...だって。」


り「だってじゃないでしょ、合意の上じゃないんだから。」


『い、いや!別に嫌だったわけじゃ...』


り「Aちゃんも!そんなこと言うからこんなことに手を染めたんでしょ?」


『こんなこと?』


り「セクハラ。」


りうちゃんがその言葉を発した瞬間、まろちゃんの目が泳ぎだした。


i「だって、ほとけに先越されんの嫌やってんもん」


え、かわいい((


り「...どっちも重症だわ。」


私の顔を見て、そう呟くりうちゃん。そんなことないもん。


i「やからさ、」





「これから、全力でアタックするからよろしくね?」


"A"

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うめぼし(プロフ) - ありがとうございます!!!これからも読み続けていただけるよう頑張ります!!! (5月1日 19時) (レス) id: 883439b494 (このIDを非表示/違反報告)
うめぼし(プロフ) - ありがとうございます!!!これからも読み続けていただけるよう頑張ります!!! (5月1日 19時) (レス) id: 883439b494 (このIDを非表示/違反報告)
レフ - やばい、めっちゃ探してた世界線の夢小で感動してるし、内容も最高です。これからも読み続けます! (5月1日 16時) (レス) id: d33717eb4b (このIDを非表示/違反報告)
うめぼし(プロフ) - えありがとうございます!!これからも頑張ります!!! (3月26日 14時) (レス) id: 883439b494 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのいふ民 - いふ民なので嬉しいです!それに素敵な作品だと思います! (3月26日 13時) (レス) id: 2989d0b99c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめぼし | 作成日時:2024年1月24日 11時

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