１６０ 右の眉毛 黄瀬side ページ17
そしてAっちの方に一歩踏み出すとAっちは一歩下がる 。
それを繰り返していればいつしかAっちの後ろは壁で逃げ道は無くなっていた。
オレはさらに追い討ちをかけるように両手を
Aっちの横に静かにつく。
｢なんでAっちが海常にいるか分からないんスけどオレの前にもう二度と現れないでくんないっスか？邪魔なんで｣
続けざまに言葉の矢を放っていく。
｢それとも、身体に教えた方がいいんスかね？｣
そう言ってAっちが抵抗できないように両手首を押さえる。まぁ、いわゆる壁ドン？
｢……っ｣
静かだけどAっちが息を飲む音が聞こえた。
｢自分では気付いてたっスか？Aっちって、耳がかなり弱いんスよ？｣
このままオレを嫌ってしまえば、
『会いに行こう』
なんて考えなくてよくなるから。
君が傷つかないで済むんだったら、
オレはどれだけ酷い悪役になったって構わないから。
オレはAっちの耳に息を吹きかけた。ワザと、あのとき灰崎がAっちにしたように。
｢ひゃぅっ!?｣
途端に顔を赤くして足の力が抜けたかのように体制が崩れていく。
いくらなんでもこれは効きすぎなんじゃないか…？
そんなことをオレが考えていたとき、Aっちはまだ赤みのおさまらない顔でオレを見上げて、こう言ってきた。
｢黄瀬君、右の眉毛が下がってるよ｣
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ガトーショコラ@引退について。ﾎﾞｰﾄﾞ(プロフ) - 緋桜霧月 さん» うわぁぁあ！？コメントありがとうございます！！え、すっごい嬉しいです！ありがとうございます( ´∀｀) (2014年11月25日 20時) (
レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
緋桜霧月 - ここまで完璧な作品、見たことない！いきなりですいませんが、マジでファンです。更新頑張って下さいッ！！ (2014年11月25日 3時) (レス) id: b416ced436 (このIDを非表示/違反報告)
ガトーショコラ@引退について。ﾎﾞｰﾄﾞ(プロフ) - くろさん» おっけーよー！ 返信遅れてごめんね！ (2014年11月24日 23時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
くろ - id変わったからね (2014年11月8日 22時) (レス) id: 591407282b (このIDを非表示/違反報告)
くろ - 加賀ちゃん久しぶり元気だった？ランキングはいったんだねおめでとう！！体調崩して入院してたから全然見れなかったんだこれからもがんばってね応援してるよ (2014年11月8日 22時) (レス) id: 591407282b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラティア | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/
作成日時：2014年4月29日 20時
