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「あの……」



「ん?ああ、そのピアス黄瀬からもらったの?」


やっぱり、いろんなことを知っているんだよね…


黄瀬君、しゃべり過ぎ。


「Aさんは…」




「あの、普通にしゃべって貰っていいですよ?私、年下なんですし…」




「ん?じゃあ、Aちゃんで…


単刀直入に言うけど、黄瀬が君の前から姿を消したことは知っているでしょ?」






「…はい」




「それはオレ達も一緒。


あの野郎、部活にも顔を出さなくなりやがった。


学校には来ているんだけど…」


黄瀬君が、部活に行っていない?




なんで?

私の前から姿を消すだけでいいんじゃないの?


なんで大好きなバスケからまで姿を消さなきゃいけないの?





「それでAちゃん。何でもいい。

アイツのことについて知っていることとかあったりしないか?」








私の頭の中で一週間前の真夏との会話が蘇った。









『あのね、1つ分かったことがある。



黄瀬涼太はAのことを思って姿を消したんだと思うよ。


例えば憶測だけど、千春がAと黄瀬君のツーショットを撮ったか何かして、


黄瀬君にスキャンダルのことについて脅迫するとするじゃん』





『私の中の黄瀬君の想像が合っているとすれば、黄瀬君はそんなことじゃ屈しない。



だから千春はAのことを話題に出した』




『黄瀬君はスキャンダルが大丈夫かもしれないけど、Aは?』



『ほら、Aは必ず大丈夫って言うから。


黄瀬君はそれを心配して、Aの前から姿を消したの』

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ガトーショコラ@ふっかーつ。(プロフ) - ▲▽shion▽▲さん» おけーw (2014年4月29日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
▲▽shion▽▲ - ありがとう!!じゃあこれからは5のほうにコメントします! (2014年4月29日 22時) (レス) id: 0cbb715f8d (このIDを非表示/違反報告)
ガトーショコラ@ふっかーつ。(プロフ) - ▲▽shion▽▲さん» おー、全然いいですよ!んじゃ、タメで!w (2014年4月29日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
▲▽shion▽▲ - ありがとうございます!!えっと、友達になってもらえませんか!?いきなりすみません、、、 (2014年4月29日 22時) (レス) id: 0cbb715f8d (このIDを非表示/違反報告)
ガトーショコラ@ふっかーつ。(プロフ) - ▲▽shion▽▲さん» 全然いいですよ!なんですか? (2014年4月29日 21時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/  
作成日時:2014年4月1日 23時

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