黄瀬君、あなたは私にとって……なんなんでしょうね？4

１３５　シュール ページ27

｢喋りすぎなのだよ｣





私と３０センチ以上も高い所から緑間君は私を睨み付ける。



うわ…怖いけど、ラッキーアイテムを持ってるから凄くシュールになってるような気が…





｢ちょっとその続き気になるじゃない｣





真夏は緑間君に不満そうに言った。


どうでもいいからとりあえず、手を離して欲しいんだけど…







｢ふぃほひふぁふん…はふぁひふぇ？(緑間君…離して？)｣






｢む？｣





いやいや、『む？』じゃなくてね？






正直、そろそろ苦しいんですが…






｢真ちゃん、Aちゃんとこ離してあげて…｣





｢…ああ、そうだ。忘れてた｣








高尾君の言葉に従って緑間君は、私の口から手を離した。









｢っゲホ…｣





｢大丈夫か？｣





｢うん、大丈夫……









なんて言うワケないでしょ!?


緑間君私を殺す気なの!?｣


まったく、ホントに苦しかったんだから！

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