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121 マジバ3 千春side ページ13

黄瀬君に渡した封筒の中に入っていたのは




「……っ!ふざけるのもいい加減にしろよ…!!」






ストーカーに尾行されているのに気づかないでいるAの姿が写った写真。





「うるさいな〜。ここ、お店だよ?」





イコール、ストーカーは2人いる。





今はまだ直接手は出させてないけど、




今後の策として使える手は多い方がいいでしょ?





「まあ、いいや。


今日はそれをあげるために呼んだだけだし、


これから仕事なんでしょう?頑張ってね〜。




その写真を見ながら」




そう言って私は残りのコーヒーを飲み干した。







舌がコーヒーの苦さと酸味をを少しずつ拾っていく。





どうせなら、砂糖とかシロップを入れれば良かった、なんて今更になって後悔する。








「それじゃあね〜」








その言葉を最後にお店を出た。




少し冷たい空気を肺いっぱいに取り込む。















私だってバカじゃない。



アイツのペアをやってきたんだ。



アイツの考えていることも少しは分かっているつもりでいる。





多分、あのAのことだからなにもしない、なんてことはないだろう。




まあ、来たら来たでアイツにはまた絶望を味わってもらうことになるけど。







「さてと、Aはどうくるかな?」




































そのとき、あの黒髪につり目の人が私を視界に入れていた、なんて私には想像もつかなかった。

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ガトーショコラ@ふっかーつ。(プロフ) - ▲▽shion▽▲さん» おけーw (2014年4月29日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
▲▽shion▽▲ - ありがとう!!じゃあこれからは5のほうにコメントします! (2014年4月29日 22時) (レス) id: 0cbb715f8d (このIDを非表示/違反報告)
ガトーショコラ@ふっかーつ。(プロフ) - ▲▽shion▽▲さん» おー、全然いいですよ!んじゃ、タメで!w (2014年4月29日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
▲▽shion▽▲ - ありがとうございます!!えっと、友達になってもらえませんか!?いきなりすみません、、、 (2014年4月29日 22時) (レス) id: 0cbb715f8d (このIDを非表示/違反報告)
ガトーショコラ@ふっかーつ。(プロフ) - ▲▽shion▽▲さん» 全然いいですよ!なんですか? (2014年4月29日 21時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/  
作成日時:2014年4月1日 23時

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