【歌/い/手】ぶりっ子の正体は......？

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〜一週間後〜


『あ、あのるすさん。ちょっ出て来ても大丈夫ですか？友達に会わないかって誘われたんです。』



る「いいけど、ちゃんと帰って来てや。途中でﾀﾋのうとしたら駄目だよ。」



『大丈夫ですよ。最近生きる理由を見つけたんで...それを達成するまではﾀﾋねません。』



うらたさん、坂田さん、るすさん、あらきさん、なるせさんにサインをいつか書くっていう目標。はたから見たら凄いちっぽけな目標だけどね。



る「でも、理由が見つかって良かった。あらきとなるせも心配してたからね。」



あらきさんとなるせさんが...？心配をしてくれた？
私なんかを心配してくれる人がいたの、そんな人この世に居ないと思っていたのに。



『......そうですか。じゃあ、行っています。』




ｶﾞﾁｬ




午後３時にここに来てって始めてくる場所なんだよね。七久保さんも来るのかな...、でもあの様子だと買い物とか言っても着いてくるだろうしどうするんだろう。



『昨日雨だったから地面もびしょびしょで泥塗れなんだよな。水溜まりもそこらじゅうにある....。』


あ、３時になった。でも七久保さんが来る様子もないんだけど...。



ﾎﾞｺ



『痛い......だ、誰？』



ﾓﾌﾞ「おいおいこの子凄い可愛いじゃねぇか。」



ﾓﾌﾞ「服もメイドみたいでやりがいがありそうだな。」



ﾓﾌﾞ「俺可愛い子犯すの大好きなんだよね。ぼうりょく的に。」



ﾓﾌﾞ「早速やろうぜ、さっさと金貰いたいし。」



ﾎﾞｺﾎﾞｺｶﾞｺｶﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ


い、痛い。誰？ここの場所を知ってるってことは七久保さんの仲間？

でも、小中の同級生にこんな人いなかったから。お金目的で雇われた人なのかな...。



七「あー、遅くなっちゃったぁ。早速汚い顔だね、神影さん。もっとやっちゃってどうぞ、一番やってくれた人にはお金倍にしてあげるよ〜、皆の天使なるが。」


ﾓﾌﾞ「おい、さっさとﾀﾋねや！」



ﾓﾌﾞ「こいつ使おうぜ。」




ﾓﾌﾞ「あーあ、俺らにこんなことされて可哀想な子だね？」



ﾓﾌﾞ「どうせこいつなんか、ろくな親いねぇんだからやっちゃっても大丈夫大丈夫！」



ろくな親か......確かに居ないよ。今生きてる親は子供でも嫌になる人達だから。
でも、産んでくれた親は本当に大事なんだよ。少ししか思い出が無いけど大切な思い出なんだよ。





ﾎﾞｺﾎﾞｺｶﾞｶﾞｺｶﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ



七「楽しもうね、神影さん。私も遊んであげるから」

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