77 勇気 ページ10
「だよね…よかった。で?どうすんの?」
おい、何がどうよかったのかな?
そこんとこ説明してもらいたいんですが?
「…何が?」
「いや何がって、コクんないの?」
当たり前のように言われたけど…だいぶ勇気がいるよね、それ。
「まさか…コクる勇気がありません。とか言わないよね?」
なぜにバレた?
「うぅ〜…だってさ?
私なんて可愛くないし、バカだし、ドジだし、アホだし、マヌケだし、不器用だし、性格悪いし、デブだし、
付き合った経験も皆無に等しいんだよ?
どこをどうしたらこんな私に勇気が湧くのさ?」
「どこをどうしたらあんたはそんなにも自虐的になれんのさ?」
「だって…実際そうじゃないか」
「あのね、とりあえず人と比べんな。
そんなことが全部揃っている人がいたら逆に友達もできないだろうし彼氏なんてもってのほか。
私は性格が悪いからそういう人がいたらシカトすると思う。
第一あんたに長所も短所もあるから人が近づいてくるんでしょうが」
長所と短所…?
「人はないものねだりすんの。
あんたが言ったことは本当かもしれない。
けど、逆にそれが羨ましいと思う人だっているんだから。自信を持って!」
「…私さー真夏が友達でよかった」
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ショコラティア(プロフ) - 禊ゆうとさん» どもども。毎回初コメありがとーですww今度は飴ちゃんからキャラメルにしようかな?w ういっす。頑張らせてもらいまっすw (2014年3月24日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
禊ゆうと(プロフ) - どうもコメント常習犯でございますw頑張れ! (2014年3月24日 22時) (レス) id: 4d537a68f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/
作成日時:2014年3月24日 21時