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「…私ね、もしかしたら恋しちゃったかもしれないんだ」
なぜか真夏の話を聞いたら認めたくなった。
だって私は黄瀬君が好きだから。
好きと分かっているのにそれを否定するなんてあまりにも無駄過ぎる。
綺麗事だと言われるかもしれない。
けど別にいいじゃんか。
中二病と言われるかもしれない。
それがどうした?
自分にウソをついて逃げるよりはずっとマシだ。
「えっ!?やっぱり?誰なの?」
「えっと驚かないでね…黄瀬涼太ってわかる?モデルの」
「いや知ってるけど…まさか、その人!?」
「うん」
そう答えると真夏は少し考えてから疑うように聞いてきた。
「ひとつ聞くけど…実際に会ったこととかメアド交換とかしてるよね?」
「あるよ!?」
危なかった。
真夏の中の私が危ない妄想追っかけ女子になるところだった。
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ショコラティア(プロフ) - 禊ゆうとさん» どもども。毎回初コメありがとーですww今度は飴ちゃんからキャラメルにしようかな?w ういっす。頑張らせてもらいまっすw (2014年3月24日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
禊ゆうと(プロフ) - どうもコメント常習犯でございますw頑張れ! (2014年3月24日 22時) (レス) id: 4d537a68f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/
作成日時:2014年3月24日 21時