107 実家2 ページ40
「お帰りなさい」
そう言って私を部屋へ迎え入れたのはmyファーザー。
笹ヶ峰社(やしろ)その人だった。
「あれ?A、大きくなった?
ねえ、なったよね?ていうか可愛くなったよ!!
少し見ない間に大人になったね〜。
あ、アメちゃん食べる?何食べる?
メロン?イチゴ?
あ、アメかじって歯折らないようにね?あと……」
「お父さん、ただいま。
あと、一気に喋り過ぎ!」
社なんて立派な名前があるのに私のお父さんはそれを見事に裏切りこんな父親になってしまった。
てか、たった1センチ伸びただけなのによく分かったな、この人……
「ああ、そうだ。
ねえ、なんで急に呼び出したりしたの?」
「ああ、そのことね…実はな_____」
「え、いや、ウソ…だよね?」
「だから、もし嫌だったらお前が連れて来てもいいんだぞ。
父さん待ってるからな?」
いつかは来るとわかっていた。
それは私だけの将来じゃないってことも。
私は今日、問題を一つ抱えた。
そして負の連鎖は歯車が廻るとなかなか止まらないものなのだ。
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ショコラティア(プロフ) - 禊ゆうとさん» どもども。毎回初コメありがとーですww今度は飴ちゃんからキャラメルにしようかな?w ういっす。頑張らせてもらいまっすw (2014年3月24日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
禊ゆうと(プロフ) - どうもコメント常習犯でございますw頑張れ! (2014年3月24日 22時) (レス) id: 4d537a68f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/
作成日時:2014年3月24日 21時