105 ピアス ページ38
「まったく、なんなんスか?
真坂友里恵って」
電車の中で黄瀬君はため息混じりに聞いてきた。
「ああ、あれ?中学の先輩の名前。
面白かったでしょ?」
「いや、爆笑寸前だったっスよ…」
そう言って髪をかきあげる黄瀬君。
やっぱりモデルさんってだけあってかっこいいなあ〜。
って、あれ?
「そういえば、黄瀬君のピアスって片方だけだけど、もう片方は?」
何気なく目にはしていたものの、あまり考えたことはなかった。
「ああ、これっスか?」
そう言って黄瀬君はピアスをいじりながら少し考えてから
「まだ秘密っスよ」
と笑った。
この質問が後にどんな影響を及ぼすのか…
そんなことを考えもせずにそのときの私は笑っていた。
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ショコラティア(プロフ) - 禊ゆうとさん» どもども。毎回初コメありがとーですww今度は飴ちゃんからキャラメルにしようかな?w ういっす。頑張らせてもらいまっすw (2014年3月24日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
禊ゆうと(プロフ) - どうもコメント常習犯でございますw頑張れ! (2014年3月24日 22時) (レス) id: 4d537a68f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/
作成日時:2014年3月24日 21時