64 平穏を乱す者2 黄瀬side ページ36
「あれ、君結構可愛いじゃん。コイツなんてやめてオレの彼女になんない?」
Aっちは最初困惑した表情だったけどすぐに眉間にシワを寄せた。
「っ!灰崎っ!」
叫ぶオレに対してアイツは冷静で、
「近づいたら首、締めるから」
そう言ってAっちの細くて白い首に腕を回しながらオレを灰崎は新しいおもちゃを見つけた子供みたいな目で見た。
「離してください」
「えー、やだ」
灰崎は、ただ逃れようと抵抗する彼女を自分の方へと強く引き寄せた。
Aっちは灰崎とあともう少しでキスができるような位地まで近づいた。
そして灰崎はわざとらしくニヤリと笑いオレを見なが彼女の耳元に息を吹きかけた。
「っひゃぁ」
Aっちの口からは女の子の声が出る。
「こんなことで感じちゃうなんて、
かわいいね〜。お前、こういうピュアな子がタイプなの?」
そう言いながらアイツはなんとか逃れようと必死にもがく彼女の首をより強く締め付ける。
「う、あ」
苦しそうな声が漏れた。
「なぁ、またオレに渡せよ前みたいにさ?」
65 平穏を乱す者3 黄瀬side→←63 平穏を乱す者 黄瀬side
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ショコラティア@ボード見(プロフ) - チーズ@へいちょさん» そうなんですよね……(・ε・` ) (2014年4月8日 9時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
チーズ@へいちょ(プロフ) - ショコラティア@ボード見さん» ルールを破る人って、絶対いますからね〜(T ^ T) (2014年4月7日 23時) (レス) id: a6afeedc23 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラティア@ボード見(プロフ) - チーズ@へいちょさん» なかなか、難しいですよね…(´-ω-`) (2014年4月7日 11時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
チーズ@へいちょ(プロフ) - ショコラティア@ボード見さん» 全員がこれらに注意していけたらいいんですけど... (2014年4月7日 0時) (レス) id: a6afeedc23 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラティア@ボード見(プロフ) - チーズ@へいちょさん» そうですよ!その時の感情だけに左右されて人を傷つけたりしないか、注意していかないとです。 (2014年4月6日 4時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ショコラティア | 作成日時:2014年3月11日 23時