黄瀬君、あなたは私にとって……なんなんでしょうね？２

５８　黄瀬君とのデート？ ページ29

｢で？次はどこに行くの？｣


あれからしばらくして、私達は映画を見に行った。




私がホラー系は無理だったので

黒いネズミが犬を飼っていて僕らのリーダー。


というフレーズのキャラクターが有名な会社の映画を見た。



｢んー、Aっちは行きたい所ないんスか？｣




｢わ、私？うーん…｣






買い物はほとんど終わったからなぁ〜…





｢あ、ね…猫カフェ？｣







すみません。白状します。




私笹ヶ峰Aは猫や犬みたいなフワフワしたのが大好きなんです。





｢猫カフェっスね？いいっスよ。





にしても、Aっちが猫、ね〜｣






そう言って黄瀬君は私を見ながらニヤニヤと口元を緩めながら笑う。






失礼である。







｢えー、だって猫かわいいじゃん｣







｢まぁ、そうっスね｣









と、いうわけで私達は近くの猫カフェに入った。

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