【あんスタ】コワレモノチュウイ。

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日和side



『…どうしたらいいのｯ…』


目の前で泣きじゃくる彼女を見てこう思った



“そんなやつやめて、僕にすればいいね。”



でもそんな言葉は口から出なくて。


日｢もう1回ちゃんと話してくるんだね。｣


『…でも、私ｯ……拒絶……したｯ…』


僕は反対の言葉を言っている。


けれど、僕が願っているのは


彼女の幸せだ。


僕は、彼女が笑っているのをそばで見てるだけでいい。


日｢…本当はそんなこと思ってないんだから大丈夫だね。
突然で怖くなっただけだね。
だから、もう一度落ち着いて話しておいで。
きっと大丈夫だね。｣


『……うんｯ…ありがとう…日和…！』



日｢気にしないで欲しいね！｣


僕は、彼女が見えなくなるまで手を振り続けた


ジ｢…いいんすか。｣


日｢構わないね！僕は彼女が幸せならいいんだね！｣


ジ｢…はぁ…たまには正直になったらどうすかぁ？｣


ジュンくんはそう言って僕の頭を撫でた。


それと同時に涙が溢れた


日｢ジュンくん…ｯ！僕…僕はｯ……｣


ジ｢大丈夫っすよ。思う存分泣いてください｣


日｢ぴえん｣


ジ｢え｣

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