『The white story 2 ~ 帝光中編 ~ 』【黒バス】

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俺はそん時夜中に目が覚めた。

リビングに行って水を飲もうとして行ってみると

父 「もう……何もかも終わりだ……！」

母 「そんな……！会社が倒産して借金まで……！」


母さんと父さんが絶望した顔をして話していた。

そん時俺はまだ６歳だった。

そんなに幼いオレでも理解出来た。



“ もうこの楽しい日々は終わりなのかな？”って


それからというもの父は俺に暴力をふるうようになった。


母さんは怯えて見てるだけ。

小学校でも常に長袖を着ていた。

だって半袖なんかきたら傷が見えてしまう。

友達だった奴も俺が急に無口で夏でも長袖を来てるから気味悪がって離れって行った。


だけど俺は耐えた。


“ まだ信じていたから。”


楽しい日々が必ず戻って来るって。


辛いことの後には幸せが来るって。


だけど……


もっと最悪な事態が起きた────。

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