喜んで-Twenty-seventh-《あんスタ》

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「あー楽しかった！」


「お母さーーん！」


「ふふっ」




ジェットコースターを乗り終えた凛音達が帰ってきた。





「お帰り」


「お母さん！私ちょっとだけ怖かったけどちゃんと乗れたよ！」


「うんうん！お母さんも見てたよ！偉いね」


「へへ」


「あれなら100回は乗れるな…」


「凛音それは好きすぎ」




私は思わず笑ってしまった。




「そういや凛月は？」


「知らねー」


「なんかお父さん買うもの思い出したから買ってくるって言ってたー！」


「買うもの…？なんだろ」


「あいつの事だから酒とかだろどうせ」


「ん、でもはぐれないようにここで待ってよっか」


「さんせーい！」


「ハイハイ、ままならそーゆうと思ったよ」


「うん！ありがと凛音！」


「別に…ままのためなら」


「優男…」




息子にキュンキュンしてる親ですどーも。
てかこんなん惚れずに居れるか！！




「私…2人と子離れ出来る自信ない」


「はぁ？」


「私はお母さんとずっと一緒だよー！！」


「ありがとう…」


「…ままってホンット俺ら好きだよね」


「もちろん！！…凛音は？」


「っ…いや、大好き…だけど」





私にそう答える凛音の頬は少し赤くて、
恥ずかしがっているのがすぐ分かった。


それもたまらなく可愛い。




「凛音〜〜！！」


「なっ…！まま近いって！！」


「ふふっ」




凛音の少しだけ逞しい体に抱きつく。







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