story367 ページ20
***
それから凛月の車で帰ることになった。
2人を静かに後ろに乗せて私は助手席に座った。
「…」
「A先に俺の用事済ませてもいい?」
「へっ、あ…うん…」
「大丈夫?」
「うん、大丈夫だけど…さっきの事が気になって」
「あー助かったこと?」
「そう。突然過ぎたからさ…」
「気になる?ねぇねぇ」
「そりゃもちろん」
「んふふ…実はね、俺がこっそりアイツらの血吸って気絶させてたの〜」
「へ!?」
凛月がやったの?!
「暗かったからチャンスと思ってねぇ」
「え…凄すぎない?」
「でしょ。まぁクッソ血不味かったけど」
「それはドンマイ」
「だから肩もみとAの血も飲ませてね」
「血はダメ。赤ちゃんの分」
「俺には?」
「肩もみ」
「奉仕が足りない」
「…」
「そんな目で見ないで」
「もう」
でも凛月に助けて貰ったって事だよね。
私達のこと想って動いてくれたのかは分かんないけど、やっぱり凛月はヒーローだ。
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てぃあ - 更新されてるかなって時々見に来る日々を繰り返していたらなんと更新されてて本気で泣きましたすっごく嬉しいです!これからも頑張ってください、応援しています (2021年7月6日 23時) (レス) id: e14ef9d322 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - こんにちは、連載当初から読ませていただいてます。この作品がとても印象に残っていて通知が漏れてないか検索を掛けてたまに確認してた程気に入っていた作品なのでまた更新して下さってとても嬉しいです!これからも応援してます (2021年6月30日 19時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 久しぶりの更新ですね。すごく楽しみにしてました。何度も最初から読み返すほど好きな小説の続きが読めてすごく嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2021年6月29日 21時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます!ずっと楽しみにしていました!これからも頑張って下さい! (2021年6月29日 21時) (レス) id: 6eb1b1d73d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ちょうど今日で1年経っててびっくりしました、、更新待ってます! (2020年9月5日 0時) (レス) id: 796f80bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ x他1人 | 作成日時:2017年3月21日 23時