story348 ページ1
***
「んーお腹いっぱい!」
「ごちそうさま」
凛音と姫海はあっという間に
注文したご飯をたいらげてしまった。
「姫海いっぱい食べたね」
「うん!お母さんは少ないね?」
「ちょっと、さっきの思い出したら無理」
「まだビビってんの?」
「…一応、一応言っとくけど私妊婦」
「「…あ」」
「…」
「そうだったね!!」
「わ、忘れてた…」
「待って俺聞いてないんだけど!!」
「いや普通に分かるでしょ」
「何ヶ月?」
「…2ヶ月入るか入らないかくらい」
「あーね」
まだ全然普通に動けるんだけど、
万が一があると怖いからね。
「よくアトラクション乗れたね」
「あれはまだ大丈夫」
「お化け屋敷はダメなのー?」
「妊娠してなくても嫌だよお化け屋敷は!」
「ふふ、まま入る前から泣きそうになってた」
「うるさーい!」
「お父さんの事も呼んでたもんね!」
「ぷっ、そーなの?」
「なっ…」
「凛月助けてーって言ってたよねりーちゃん」
「ん、言ってた」
「んふふ♪俺の事好きだねぇ」
「あーもー調子乗るな!」
「そーだぞキモい」
「お前は一言余計なの」
「ふん」
凛月が更に引っ付いて来る。
いや、嬉しいけど…
「それより凛月」
「なぁに」
「あれ、どうなったの?」
「…その話は後でねぇ」
「あ、うん」
あれって言うのは
真緒とユンちゃんのこと。
真緒から一切連絡が来なくなった私は
そんなに情報が入ってきてない。
「お父さん!今度いつ泊まりに来てくれるの?」
「別に来なくていいけど」
「おい。んーとね…来週」
「待ってるね!」
「ちっ」
「舌打ちすんな」
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てぃあ - 更新されてるかなって時々見に来る日々を繰り返していたらなんと更新されてて本気で泣きましたすっごく嬉しいです!これからも頑張ってください、応援しています (2021年7月6日 23時) (レス) id: e14ef9d322 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - こんにちは、連載当初から読ませていただいてます。この作品がとても印象に残っていて通知が漏れてないか検索を掛けてたまに確認してた程気に入っていた作品なのでまた更新して下さってとても嬉しいです!これからも応援してます (2021年6月30日 19時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 久しぶりの更新ですね。すごく楽しみにしてました。何度も最初から読み返すほど好きな小説の続きが読めてすごく嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2021年6月29日 21時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます!ずっと楽しみにしていました!これからも頑張って下さい! (2021年6月29日 21時) (レス) id: 6eb1b1d73d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ちょうど今日で1年経っててびっくりしました、、更新待ってます! (2020年9月5日 0時) (レス) id: 796f80bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ x他1人 | 作成日時:2017年3月21日 23時