story182 ページ34
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「それじゃお2人さんまたね!」
「ありがとうございました」
「いえいえ!また会いましょーね!」
「じゃあな」
「はい」
お昼を食べ終え、
私と母は店を出ることにした。
「さ、行くよA〜」
「うん」
「…待ってA」
「うおっ」
母の後ろをついて行こうとしたら、
真緒に腕を掴まれた。
「真緒…?」
「今日、夜会えないか」
「え?」
「あの公園で待ってる」
「…」
「Aー!早く!」
「今行くってば!…考えとくね」
「おう」
真緒が腕を離し、
私は母を追いかける。
「…」
「複雑だね」
「ほんとそれ。はーぁ…幼なじみと取り合うのも楽じゃねぇよ」
「でも有利なのはサリーじゃんかっ」
「そうでもない。Aが凛月の事好きな限り俺に有利もクソもねぇ」
「ふーん。不思議だよねぇ」
「何がだ?」
「奥さんもいるのにそこまであの人の事好きになる理由なんてあるのかな?」
「さぁな。少なくとも俺らの知らない2人の関係ってのがあるんだろうな」
「へー!なんかいいね!」
「お前どっち応援してんだよ…」
「もちろんサリーだけどさ!幸せになるならAちゃんにもなって欲しいじゃん」
「あ"ー、俺なら絶対幸せに出来んのに…」
「サリー、結婚だけが幸せじゃないぞっ」
「言う通りだな」
「でもAちゃんが傷付く前に助けなきゃいけないね」
「あぁ。これ以上凛月の為にAが犠牲になんのは嫌だから」
「前もそうだったの?」
「前は、俺のせいだ」
「あ、ゴメンゴメン」
「いいって。とりあえず、これからも相談乗ってくれるとありがたい」
「うんうん!任せてー!」
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ロキ(プロフ) - Rio@レオぴの虜さん» コメントありがとうございます!シリーズ多くて読むの大変だと思いますが、是非これからも読んでもらえると嬉しいですっ(;ω;)頑張りますね!! (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます!好きになっていただけて良かったです!!頑張らせていただきますねっ!!!((。´・ω・)。´_ _))ペコリ (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 蓮華さん» コメントありがとうございます!最初の作品から読んでいただけてるなんて本当に嬉しいです((>ω<。)))蓮華さんや皆さんの期待に応えられるようにこれからも頑張りたいと思いますっ。引き続き愛読よろしくお願いします!! (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
Rio@レオぴの虜 - ホンマにロキさんのこのシリーズ最高ですっ!めっちゃ泣けるし話の内容もとってもいいですっ!これからも更新頑張ってください♪ (2017年1月25日 17時) (レス) id: ab48ffeaa4 (このIDを非表示/違反報告)
リン - このシリーズ作で何回泣いたことか、、、。大好きです!応援してます!これからも楽しみにしてます! (2017年1月17日 22時) (レス) id: 71503843a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ | 作成日時:2016年12月30日 0時