story161 ページ13
***
「…良かった…」
私の事好きって、傍に居るって…
言ってくれた。
「ん…」
ありがとう。
「A!」
「!」
「はぁ…見つけた」
「凛月…」
「帰ろう?送ってくから」
「ねぇ」
「なに?」
「話聞いてくれないの?」
「車で聞くから」
「やだ。ここが良い」
「…はぁ、分かった」
「ん。あのね」
「うん」
「私凛月を好きで居ていいのか分かんない」
「は?」
「…」
「そんなの良いに決まってんじゃん」
「そう思うのは凛月だけ」
「?」
「ユンちゃんは嫌がる」
「…まぁ」
「凛月、ユンちゃんの方が好きなんでしょ」
「…今んとこは」
「なら私要らないじゃん」
「何でそうなるの」
「だって居る意味無いんだもん」
「言ったよね?俺はAも「凛月に私のこの気持ち分かる?」…」
「2番目ってレッテル貼られて必要な時だけ優しくされて…後は放置…」
「俺は…」
「また、私を捨てるんだね…」
「違う!」
「まぁ、凛月に罪は無いよ。私が勝手に会いに来ただけだからどうせ…」
「A…」
「終わってるのに、終わらせたくなかったの私…」
「ねぇ落ち着いて…」
「ごめんなさいっ…」
「謝んなくて良いから」
「っ…」
「Aが居なくなる理由なんて無い。良いから俺の事だけ見てて」
「…」
「俺のAでいて」
「なんで…」
「A、俺の傍から離れたらホントに…消えちゃうんじゃないかって思う」
「なら傍に置いてよ!!!!」
「っ!」
「縛ってでも殺してでも何でもいいから…傍に、置いてよ…」
「Aっ」
「…」
私何言ってんだろう。
気持ちが高ぶりすぎてて…
「…Aおいで」
「…」
「ほら、おいでよ」
「…」
「はぁ…」
凛月が困った顔をして私を抱き寄せた。
「冷たくなってる…」
「…」
「あ、俺ね、Aの写真買ったんだよ」
「…」
「A綺麗になったね…どれも良かった」
「…」
「グラビアもやったんでしょ?えろすぎ」
「…」
「今度俺にだけ見せてね…」
「…だから、っ今度って、いつ…」
「Aとゆっくり居られる日が来たら…」
「…」
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ロキ(プロフ) - Rio@レオぴの虜さん» コメントありがとうございます!シリーズ多くて読むの大変だと思いますが、是非これからも読んでもらえると嬉しいですっ(;ω;)頑張りますね!! (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます!好きになっていただけて良かったです!!頑張らせていただきますねっ!!!((。´・ω・)。´_ _))ペコリ (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 蓮華さん» コメントありがとうございます!最初の作品から読んでいただけてるなんて本当に嬉しいです((>ω<。)))蓮華さんや皆さんの期待に応えられるようにこれからも頑張りたいと思いますっ。引き続き愛読よろしくお願いします!! (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
Rio@レオぴの虜 - ホンマにロキさんのこのシリーズ最高ですっ!めっちゃ泣けるし話の内容もとってもいいですっ!これからも更新頑張ってください♪ (2017年1月25日 17時) (レス) id: ab48ffeaa4 (このIDを非表示/違反報告)
リン - このシリーズ作で何回泣いたことか、、、。大好きです!応援してます!これからも楽しみにしてます! (2017年1月17日 22時) (レス) id: 71503843a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ | 作成日時:2016年12月30日 0時