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***
「よいしょっと…」
トイレから出て洗面台の前に立つ。
メイクや髪が崩れてないかチェックする。
「絶対焼肉臭くなりそう…」
それを承知で来てるんだからしょうがない。やけ食いしちゃうぞ。
「…」
変な気合いを入れ、
座敷に戻ろうとすると…
「…増えてる」
さっきまで私達の靴だけだったのが、
あちらこちらに高そうなブランドの靴が並んでいた。
「予約組のお出ましか」
怖い人達だったらやだな…
恐る恐る扉を開ける。
「おう！三谷お帰り！」
「三谷さん〜」
「え！？Aちゃんも居るんですか？」
「そうだよーん」
「…」
私が入った途端、
座敷の全員がこっちを見た。
「Aちゃんやっほー」
「遊木さん…？」
「うん、僕だよっ」
「今日モデル仲間と来てるんだって〜」
「隣の予約組の正体！」
「そうなんですか…！」
とりあえず注目されるのが嫌で、
すぐに長野さんの隣に座る。
「こんな所で会えるなんて思いませんでしたよ」
「ホントだよな！モデルも焼肉すんのに俺はビックリだ！」
「モデルも人ですからね、ははっ」
「遊木君、話すんだったら三谷さんの隣いーよ！」
「えっ？」
「私リーダーんとこ行くね」
長野さんが私の隣から岡島さんの隣に移り、空いた席に遊木さんが座ってきた。
「ありがとうございます」
「モデル仲間とは良いのか？」
「皆好き勝ってやるので大丈夫です」
「そかそか！」
「…」
遊木さんの隣緊張する…
「それにAちゃんがいるのに、放っておけないですからね」
「おっ？遊木君〜下手に手出しすると噛まれるからねぇ〜？」
「わ、私噛みませんよ！」
「違う違う！三谷さんの見えない護衛組に！」
「Aちゃんの護衛組？」
「三谷さんすっごいモテるの！見えない所で」
「今日も三谷の依頼の撮影して来た帰りなんだよ」
「そ、そうなんですか…！？」
「お前も欲しいなら金な！」
「金〜！」
「ちょ、恥ずかしいですってば…！」
「僕は生のAちゃんの方が良いです…」
「ふふふ」
「三谷良かったな！」
「もう…」
***
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ロキ(プロフ) - Rio@レオぴの虜さん» コメントありがとうございます！シリーズ多くて読むの大変だと思いますが、是非これからも読んでもらえると嬉しいですっ(；ω；)頑張りますね！！ (2017年2月1日 19時) (
レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！好きになっていただけて良かったです！！頑張らせていただきますねっ！！！((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 蓮華さん» コメントありがとうございます！最初の作品から読んでいただけてるなんて本当に嬉しいです((>ω<｡)))蓮華さんや皆さんの期待に応えられるようにこれからも頑張りたいと思いますっ。引き続き愛読よろしくお願いします！！ (2017年2月1日 19時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
Rio@レオぴの虜 - ホンマにロキさんのこのシリーズ最高ですっ！めっちゃ泣けるし話の内容もとってもいいですっ！これからも更新頑張ってください♪ (2017年1月25日 17時) (レス) id: ab48ffeaa4 (このIDを非表示/違反報告)
リン - このシリーズ作で何回泣いたことか、、、。大好きです！応援してます！これからも楽しみにしてます！ (2017年1月17日 22時) (レス) id: 71503843a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
| 作成日時：2016年12月30日 0時
