story121 ページ22
***
「送ってくれてありがと」
「いいよ」
私達は家を出て再び会場へとやって来た。
「Aこれからどうすんの?」
「とりあえず長野さんと村上さん探して合流する!」
「分かった。暇だったら俺んとこ来て良いから」
「うん!」
凛月と入り口付近で別れ、
乗ってきた車を探す。
「居るかな…」
確か村上さんが車に
長野さん連れてくって行ってたよね…。
「あ、あった…」
村上さんのハイブリッド車が見えた。
とりあえず近くに寄ってみる。
「…!」
中から声が聞こえる。
てことは居るのかな。
「村上くんのばーか♪村上くんのばーか♪」
「…めんどくせぇ」
「あははは〜っ」
「…」
「ちょっと〜、寝ないでよ〜」
「まだ時間あんだろ…寝させろ」
「あれれ?彼女を放置してねんねですか〜?」
「ばっか…声でけぇ。言うなって言ってんだろ」
「照れ屋〜」
「お前海に捨ててくるぞ…」
「私居なかったらなーんにも出来なくなるくせにっ」
「…」
「特に料理は壊滅的だよね〜?ふふ」
「料理なんてめんどくせーだけだ」
「私とどっちめんどくさい〜?」
「お前」
「うふ、毎日ご飯作ってあげてるの私なんだけどなぁ〜」
「あーはいはい。俺の金でな」
「いえーす。でもさぁ、村上くんがこの車持ってたの知らなかったんだけどー」
「お前に言ったら乗り回されると思って言わなかったんだよアホ」
「ちぇっ」
「はぁ…三谷もこんな奴が先輩で大丈夫か」
「三谷さんの前ではちゃーんとお母さんだもーん」
「その設定うぜぇな」
「村上くんはお父さんね!」
「お前と夫婦とかごめんだわ」
「あーあー、ひどーい」
「…ふ、嘘」
「んふふっ」
「…」
うわー、入りづらい!!
こんな状況で声かけられるほど
肝すわってないよ私!
「出直すか…」
てか、長野さんの彼氏村上さんだったのか。
なんか納得。
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中二半(プロフ) - この小説面白いですね。内容がボカロのCalcと言う曲に似ていてすごく感動しました。よかったら聴いてみてください (2016年12月28日 13時) (レス) id: d5e7699b05 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この作品最高です!!!これからも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2016年12月20日 0時) (レス) id: 71503843a5 (このIDを非表示/違反報告)
白黒星(プロフ) - 岡島さんと村上さんのイケメン具合が知りたい。知りたい。イケメン好き! (2016年12月13日 19時) (携帯から) (レス) id: c9828dface (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - ちびさん» コメントありがとうございます!お待たせしました!!! (2016年12月12日 23時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 猫かぶりアリスさん» コメントありがとうございます!1から読んでもらえてるなんて嬉しいです!色々違くなってる所あると思うんですが、気にせずこれからも読んでもらえるとありがたいです(ノ*´▽`*)ノ (2016年12月12日 23時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ | 作成日時:2016年11月24日 23時