story91 ページ42
***
「A」
「…」
「Aってば」
「ん…」
「起きろ」
「…り、つ」
「寝過ぎ」
「…今何時？」
「8時」
「え！嘘…ごめん…」
「肩死ぬ」
「マジごめん…」
「別に良いけど」
「疲れてない？」
「疲れた」
「ん。はい、膝枕」
「…あんがと」
私が膝を見せると凛月はすぐ横になった。
「…髪相変わらずサラサラだね」
「まぁね」
「今35だっけ？」
「うん」
「そっか…早いね」
「Aは若返っちゃったけど」
「どやっ」
「…」
「ごめんなさい」
「ふふ」
「そう言えば、さ」
「なに」
「私ってどうなったの？」
「ん？」
「前の私」
「あぁ、火葬してちゃんと墓に入ってる」
「そっか」
「うん」
「凛音達もいたの？」
「いた」
「大丈夫だった？」
「凛音は鬱病、姫海は気絶してしばらくご飯食ってなかった」
「そんな…」
「今は正常らしいけど」
「可哀想に…早く会いたい…」
「…」
「私って、分かってくれるかな？」
「少なくとも凛音は気付くだろーね」
「姫海は分かるかな…」
「姫海の記憶次第でしょ」
「いや、分かる。姫海なら」
「急にどうしたの…」
「だって私の子だから」
「前の私の子でしょ」
「いーや、私の子だもん」
「はいはい…」
私を見るなり苦笑いをする凛月。
「馬鹿にしてるでしょ」
「ちょっと」
「…」
「いった」
凛月のほっぺをつねる。
「馬鹿」
「Aがでしょ」
「凛月も馬鹿だよ」
「はー？」
「馬鹿ー」
「デコピンされたいの？」
「やだ」
***
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ちび - 最高です！ 続きが楽しみです！頑張って下さい (2016年11月20日 16時) (
レス) id: b57152f228 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - ロキさん» 応援してます！この小説が好きすぎて気づけばテスト週間の日まで見てました 笑 そのくらい大好きです！ (2016年11月15日 16時) (レス) id: d50daacee5 (このIDを非表示/違反報告)
白玉だんご(プロフ) - 凛月と主人公ちゃんがどうなってくのかとっても気になっちゃいます(´・ω・｀)更新楽しみに待ってます！ (2016年11月15日 6時) (レス) id: ba60e0b4c2 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - ロキさん» 今回もとても素晴らしいです……！更新頑張ってください！応援してます！ロキさんの作品大好きです(´；ω；｀) (2016年11月14日 22時) (レス) id: 8ee7cf5d7a (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます！頑張って更新しますね！！ (2016年11月14日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
| 作成日時：2016年11月9日 19時
