story938 ページ43
***
「ここでしょ？」
「うん」
凛月に連れてきてもらったのは
私達がドレスを選んだ店。
「懐かしい」
「入ろ」
「うん」
店のドアを開ける。
目の前に広がったあの時の景色。
「何も変わってない…」
「うん」
「見てきても良い？」
「もちろん」
「ありがとう」
私はあのドレスを探しに衣装部屋へ。
「んー、これじゃない…」
手当り次第に同じようなドレスを探す。
それでも…
「…ない」
どこを見ても、それらしきものは
見当たらない。
「はぁ…あるとは限んないのかな…」
色んなドレスに触れながら
あの時選んでもらったドレスを思い出す。
「……」
私には勿体ないくらい素敵だったな…
まぁ、結局着たのは私じゃ無くて
ユンちゃんになったけどね。
羨ましいくらい似合ってた。
SNSに2人の写真載ってたくらいだもん。
ショックでかくて1週間くらい
立ち直れなかった気がする。
「A〜あった〜？」
「もうちょっと待ってて！」
本当は私が着るはずだったのに。
隣に立つのも私で、愛されるのも…
「…ばか…」
今になってイライラする。
それなのに凛月の馬鹿は何考えてんだか。
「嘘が1番怖いんだよ…」
『会いたい』なんて嘘。
これも私の思い込みだよね…？
***
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ロキ(プロフ) - 小鳥さん» コメントありがとうございます！なんか申し訳ないです(′;ω;｀)でも気に入って下さって嬉しい気持ちが勝ってます！！*\(^o^)/* (2016年10月16日 22時) (
レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！バッドエンドも一つの手ですよねっ！視野に入れときたいと思います！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - 心愛さん» レスありがとうございます！いやほんと、ここまで来るとは思ってなかったんですけど、やるからには最後まで頑張ります！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - ち〜ぃさん» コメントありがとうございます！なるべく更新スピード遅くならないように頑張ります！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - レイさん» 2回もコメントありがとうございます！レイさんの興奮抑えられなくなるまでの作品書けるようにもっと頑張ります(←) (2016年10月16日 22時) (レス) id: 17622c5bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
| 作成日時：2016年9月10日 23時
