喜んで-ninth-《あんスタ》

story406 ページ9

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「お主はどうなんじゃ？子供も居てさぞかし楽しいじゃろ？」


「…うん」


「ほほう、やはり子供はいいのう」


「うん…いいよ、子供…」


「我が輩達もそろそろ考えようかのう」


「零くんの子供だったら絶対にかっこよくなるよ」


「はは、そうかのう？」


「うん、だって零くんかっこいいし」


「分からんぞ〜？産まれてくる子は我が輩の要らぬ部分だけを集めてしまうかもっ」


「それはないよっ、絶対」


「だといいんじゃがな」




零くんは背伸びをする。
綺麗な筋肉と素肌が私の心にグッときた。




「…」


「ん？どうしたんじゃ？」


「えっ！」


「さっきから我が輩のコトばっかり見てる気がするのう？」


「あ、や、それは…」




どうしていいかわからずテンパる。
あと図星だった。




「ふふっ、お主も可愛いのう」


「うっ…」



テンパりすぎて零くんに手でよしよしされてしまう。




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