story46 ページ47
***
「さて、急いで帰ろう」
「うん。」
「凛月が来たら大変じゃしな」
「へぇ？大変なんだぁ？」
「…やっぱりおったか」
零くん曰わく、凛月は車の前で
待ち伏せしていたっぽい。
「凛月。お兄ちゃんからの忠告じゃ。しつこい男は嫌われるぞ」
「嫌うとか嫌わないとかの問題じゃないから」
「凛月…」
「A、おいでよ。俺が看病するって言ったよね…？」
「凛月のは、看病じゃない…」
「やんなきゃ分かんないじゃん？」
「やだ。零くんの方がいい！」
「だそうじゃぞ？凛月よ」
「ちっ。ホント兄者むかつく」
「おーおー、怖いのう」
「おちょくってんの？ふざけんのも大概にしてくれる？」
「でもなぁ、我が輩から見れば大概にするのはお主じゃ凛月」
「は？」
「か弱い女の子を追い回しおもちゃ扱いなんぞ外道じゃ。今すぐ止めぬと言うなら我が輩もただじゃおかんぞ」
「兄者なんて怖くないね！」
「…気持ち悪い」
「えっ？」
「凛月、病気にかかったみたいで…気持ち悪い」
「俺が…？」
「無理なんだけど…」
「……」
「行こうか」
「うん」
凛月はその場で固まってしまったって
その後零くんから聞いた。
***
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N.I(プロフ) - この作品序盤しか読んでなくても凄く展開を期待しちゃう感じで好きです！ただ凛月の二人称「お前」じゃなくて「あんた」だと思うのでそこだけ指摘させていただきますm(_ _)m (2019年11月19日 16時) (
レス) id: c569130bb0 (このIDを非表示/違反報告)
リア - うううううう・・・・泣ける・・・・ (2016年12月16日 16時) (レス) id: 49cf2d0000 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - Riaさん» ありがとうございます！そして更新遅くなってごめんなさい！期待に答えられるよう頑張りますね！！ (2016年3月8日 20時) (レス) id: 8e4885490c (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - コメント失礼します 久しぶりの更新すごく嬉しいです!!この小説の結末がすごく気になります!!夢主ちゃんと凛月くんどうなるのかすごく気になります〜!!次の更新楽しみに待ってます頑張って下さい!! (2016年3月8日 20時) (レス) id: 32bcc11e7d (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - コメント失礼します この小説とても気に入りました 続きがすごく気になります次の更新楽しみにしてます!! (2016年3月5日 16時) (レス) id: 32bcc11e7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロキ
| 作成日時：2016年3月1日 0時
