【黒バス】赤司様の想い人様っ?!

第2話 ページ4

「あの……宜しくね？赤司君。」

「あ、あぁ……。」



自分の口から零れる言葉が在り来たりすぎて嫌になる。

もっと他に言いたいことがある筈だろう?!


オレは意を決して口を開く。




「………っ！一色、もし良かったらこの後校内の案内w((」

『キーンコーンカーンコーン………』



………つくづく間が悪い。

オレはこんなに不器用だっただろうか…。






そう悶々としているうちに隣には人だかりが構築される。



「一色さんって、どこから転校してきたの〜？」

「好きなタイプはっ?!」

「お前それは早すぎだろ！」


「えと……私…は……………。」

「ほら、一色さん困ってるだろ？」

「え……ご、ごめん……………。」





困らせているのはお前ら全員だと言うことに気付いていないのだろうか。

見ていて腹が立つ。



一色も一色だ。さっさと言い返せばいいものを。



…………全く。









「おい、一色。これからオレに付き合え。校内を案内してやろう。」

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