3.J.S.B.G.i.R.L. (7)

▽ ページ25

《A side》


ずっと不安だった。


いつもは聞いてないような雰囲気を出しながらもしっかり私の話を聞いてくれていたのに、最近は全然聞いてくれてなくて...。

喧嘩することだって以前より増えた。


最初は忙しいからイライラしてるだけかなって思ってたけど、いつの日か“本当は別に好きな人が出来たんじゃないか”そう思う様になってきた。


不安でいっぱいの時に始まった映画の撮影。

そこで仲良くなった福士蒼汰くんに何となく...相談をした。





蒼｢じゃあ登坂さん試しちゃえば？｣

A｢...試す？｣

蒼｢どのくらいAちゃんを思ってるのか｣


そう言われてほんの出来心で始まった臣の私への気持ち検証。


だけど結果、喧嘩が増していくばかり。


そんな時に決まったLAでの撮影。

この期間で臣を忘れようと毎日蒼汰くんにワガママ行っていろんな所に付き合って貰った。


臣を忘れる事が出来れば、臣は私から解放されて本当の好きな人の元に行ける...そう思ってたのに...。







臣｢想定外に俺がいて気持ちが緩んだって？｣

A｢ん...｣

臣｢ったく、お前は本当に...｣

A｢だって...｣

臣｢勝手に悩んで変な答え出そうとしてんじゃねぇよ｣




そう言った臣はそのまま私をソファーに押し倒した。


A｢ちょ...｣

臣｢うっせー｣

A｢えっと...｣

臣｢俺がどれだけAに惚れてるか...教えてやるから｣

A｢...っ///｣



このあとどうなったのか...

皆様のご想像にお任せします♡




E.N.D.

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