那多蜘蛛山 山中にて(拾肆) ページ16
___________「本部より伝令ありィ〜!炭治郎、禰豆子両名を拘束し本部に連れ帰るべしィ〜((カァー」
宙を飛ぶ鎹鴉の指示によりAと少女、栗花落 カナヲの攻防は終わりを迎えた。
「(うわァ…あの鴉って野生なのかなァ?)」
数回旋回した後、木の枝に止まった鴉を見てAの中の疑問は膨らむ一方であった。
____チョンチョンッ
しかし、その疑問はコートの裾を引く小さな力によって消える。
「んー?」
「ムー!」
小さくなった禰豆子がAのコートの裾を引っ張っているのだ。
「どうしたのだい?」
「ムムー」
目線を禰豆子と同じ高さまで下げ彼女の声に耳を傾ける
実際の所禰豆子が何を云いたいのかは分からないが、表情と動作で恐らく''抱っこ''をして欲しいと悟ったAはその小さな身体を優しく抱き上げた。
「…一緒に来て?」
そんな二人を見てカナヲは禰豆子一人を連れていくつもりだったが予定を変えAにも一緒に着いてきてもらう事にし、禰豆子を抱いているAに声をかける。
「____それってェ、拒否権はあるのかな?」
恐る恐る、Aはカナヲに聞けば________
「____無い((ニコッ」
「ですよねェ…」
笑顔の圧に渋々後を着いていくAであった。。。
渦中の禰豆子はAの腕の中でスヤスヤと眠っている…
綺麗な屋敷の庭園にて(拾伍)→←那多蜘蛛山 山中にて(拾参)
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(^p^)(プロフ) - よるさん» ありがとうございます、そしてなんか…ごめんなさい。。学校頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
よる - やばい、明日学校…でも、面白かったし後悔はしてないわ (2019年11月6日 2時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - カゲプロ好きさん» ありがとうございます…今すぐ直します! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
カゲプロ好き(プロフ) - 善一じゃなくて善逸ですよ! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 22dac86907 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - アキ猫さん» 訂正完了しました、ありがとうございますm(_ _)m (2019年9月12日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(^p^) | 作成日時:2019年6月20日 18時