煌帝国第9皇女(マギ)

28夜 マギ ページ31

A「ねぇー縁化〜」

縁化「なんですか？姫君…」

A「ジュダルくん知らない？」

縁化「神官殿なら遠征に行ってますよ。」

A「えー。つまんないよー」


紅明「しょうがないですよ。A」

A「兄様…」

紅明「暇なら今シンドリアにいるマギのところに行ってください」

A「わかりました！行くわよ縁化」

縁化「はい」

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やってきましたシンドリア！

A「マギってなに？」

縁化「知らないんですか！？マギというのさ歴史の節目に現れてですね…」

A「へぇー」


？「お姉さん。何処かで会わなかった？」

A「え？」

何処かで見たことある餓鬼。
青い髪…小さな体…

縁化「あなたは…」

A「あー！ジュダルくんをいじめてた…」

？「僕はアラジンだよ。」

A「あらじん？」

縁化「あ。君はマギですね。」

アラジン「そうだよ。僕はマギ。」

A「あ…あなたがマギ！？」

アラジン「そうだよ。そんなことよりおねいさん。僕と遊ばない…？」

？「姫様はだめだ！」

縁化「アリババ王子？」

ありばば？あ、強いって噂になってる…あの人のことか。

A「あら。アリババ王子」

アリババ「ど…どーもどーも」

A「あなた迷宮攻略者なのよね？」

アリババ「一応…」


A「最近、体がなまってるの。すこし手合わせしなさい！」

アリババ「え…？」

アラジン「がんばれ〜アリババくん！」

縁化「…え？」


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アリババ「いいんですか？怪我でもしたら…」

A「いいのいいの！兄様に戦っちゃだめ！って言われてないから…」

A「しかも最近あまり鍛錬してないし。」

アリババ「は…はぁ…」



【厳格と礼節の精霊よ、汝と汝の眷属に命ず、我が魔力を糧として、我が意志に大いなる力を与えよ。出でよアモン！！！！】


A(あれ？全身魔装しないの？)

A「まぁいいや！よし！いくよー」


【心情と友情の精霊よ…汝に命ず、我が身に纏え我が身に宿れ。我が身を大いなる魔神と化せ。ラネージュ！！！】


アリババ「え、全身魔装！？」

A「え？！なに？だめ？」

アラジン「アリババ君は全身魔装できないんだよ」

A「え。」


ー

2017.8.3

追記

縁化の発言を変更しました。

29夜 黒いマギ→←27夜 あ。

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