太宰治の姉は天才です！

天才 21 ページ23

「「ひぃぃぃぃぃ！」」

それを見ていた一般人はその場を去ろうとする。が、ドアが開かない。恐る恐る太宰と中也の方を見る一般人。

「ここに居合わせた自分を恨めよ？」

と言った途端、一般人のいる扉が荒々しく開かれ、銃を持った黒服の男達が入ってくる。

「撃て。」

中也の慈悲のない声がしたと思えば、銃声がバーに響き渡る。飾ってある酒瓶にもひびが入る音がする。しばらくして銃声が止んだと思えば、そこに中也と太宰の姿はなかった。そして、黒服の男達は何事をなかったようにその場を去った。死体の山も背にして。

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「はあ...疲れた...。」

Aはため息をついた。Aは家に帰っている途中である。

「明日からどうしよ...？」

と、Aが心配するのも無理はない。彼女の会社の社長は殺した。と、先刻中也から連絡が入った。

「社長いなかったら潰れるんじゃ...。」

などと、色々と呟きながら、家を目指すAであった。

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更新遅くて申し訳ないです...！
ご指摘ありがとうございます！誤字をしていたので、なおさせていただきました！
これからも太宰治の姉は天才です！をよろしくお願いします！

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