ガリガリ君 ページ13
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『えっと、じゃあコレ』
赤司の顔にやられながら適当に指したアイス。
そこには安くてお馴染みのガリガリ君が。
あっ、歯ぁ染みるやつやん。
まぁ言ってしもたもんはしゃーない。
黒子「まだ遠慮してます?赤司君に頼むんですからハーゲンダッツくらいいっときゃいいんですよ」
赤司「黒子?」
黒子「冗談ですよ」
『いや、ウチそんなハーゲン好きちゃう…し、ほら、今はシャリシャリしたもん食いたいねん。
て事で、これいい?』
赤司はふっと笑ってレジへ行った。
ちなみに味はみかん味。
まぁ赤司がブラックカード取り出した時はさすがやと思った。
てか初めて見た。
先に外へ出ていれば、それぞれみんな買い物が終わったのかコンビニ前のポールに腰かけながらアイスやらお菓子やらを食べていた。
赤司「はい、舞白の分」
『ありがと赤司君』
橙野「もぉ、征くんおそぉい!」
赤司からアイスを受け取って桃井ちゃんと、黒子の間に腰掛ける。
それと行き違いのように橙野が赤司の傍に近寄り、隣を陣取った。
桃井「じゃあ、Aちゃんの一軍昇格を祝って!
乾杯!」
ドリンクでは無いから乾杯では無いのでは、とは思ったけど、みんな楽しそうだからまぁいいや。
青峰に関してはアイスやなくて唐揚げやし。
運動終わりにどうかと思う。
で緑間はいつもの如くおしるこ。
今の時期コンビニでおしるこ売ってるんや。
それにびっくりするんやが。
『てっちゃんのそれバニラ?』
黒子「はい。一口食べますか?
Aさんが気にしないのならどうぞ」
『ええん?ありがとう』
みんな割と関節キスには気にせぇへんのかな。
なんて思いながらてっちゃんのバニラアイスを1口貰う。
代わりにウチのミカンバーをあげる。
その視線を、桃井ちゃんが羨ましそうに見てるのに気付き、桃井ちゃんとサッと場所を代わる。
桃井「あ、あのテツくん!私も一口貰っても良いかな!?」
黒子「どうぞ」
キャッキャやってる桃井ちゃんを見ながら、娘を見守る母親の気持ちになる。
ヤバい青春やん。
なんて思っとったら、上から諏○部さんボイスが聞こえてくる。
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初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月31日 19時) (レス) @page20 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年3月30日 0時