悪女なって推しに好かれるか！！【黒バス】【悪女主】 (ページ12)

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ゼリーページ12

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紫原「あっ、白ちんなんか食ってる！何それ！」

『ゼリーやけど…やめ、あげへんからな！？』

ウチの隣に来て、ウチが咥えてるゼリーに手を伸ばしてくる紫原。

対してウチは片手で払いながら片手でチャリ転がしてる。

やめぇや事故るて。

『危ないっちゅーねん』

紫原「ならちょーだい！」

『これしかないねん！もう口つけてもーてるやん！！』

ディフェンスとオフェンスを繰り広げるも、手の長さとか、チャリの有無とかでウチの不利。

パッとウチが咥えていたゼリーは紫原に奪われて、そのまま口に運ばれた。

アホちゃうか、関節キスやん。

バカ気にせぇへんやんこの野生児。

黄瀬「紫原っちソレ関節キスじゃないっすか！？」

振り返って見ていた黄瀬がコッチを指さしながら叫ぶ。

叫びたいのはこっちや。

紫原「んぇ？あーそっか〜ごめんね〜白ちん。」

『ウチのゼリー』

いや気付いたなら返して欲しいんやが…。

今返してもらっても関節キス返し？

どの道キャラとの関節キスなら喜んでばっちこいやけど。

いや、最推しの口つけたもんなら真空パックで保存して飾るわ。

結局ウチのゼリーは紫原の腹の中に消えて、その話はそれなりに。

コンビニに着いてウチは駐輪場にチャリを止めた。

赤司「舞白、どのアイスがいい？」

『えっ、いや自分で買うよ？』

赤司「遠慮しないで、君の一軍昇格のお祝いなんだからさ」

『いや、ウチそんな大層なことしとらんし、そんなん言うたら他の選手やって…』

黒子「そこはほら、赤司君に気に入られてるAさんの才能ですよ」

『えっ、ウチ赤司君に気に入られとるん？！』

赤司の方を振り返れば、そうだよ、と言わんばかりの殺人スマイル。

アカンでそれ…人殺し起きてまう…。

ニコって…アンタそんな笑顔グッズでも出した事ないやろ！？((

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