【文スト】ただの社員ですよ

10 ページ10

こんばんはAです。

引きこもり宣言をしてからちゃんと実家に引きこもってます。

偉いですよね。

でも実家に引きこもってから気がついてしまったことがありまして。

あれ？これ、マフィア側にとって1人の方が狙いやすいのでは？と。

引きこもってから気づくなんてほんと馬鹿ですよね。

でも引きこもっちゃった以上やめるにやめれないんですよねー。

会社にはしばらく来ませんとか宣言しちゃったので。

まぁ来たら来たで何とか返り討ちにするしかないですね。

というかこの間帰省したばかりなのにもう実家に戻るとか舐め腐った態度してるなお前。とか言われそうで怖いです。

皆さん口に出してないだけできっと思ってますよ絶対。

暇ですし適当にメイクでもして姉に評価してもらいましょうかね。

そのためには化粧道具を取らないと。

よし、化粧道具も手に取ったわけなのでこれから劇的変化を見せてあげます。

まずは肌を綺麗にスキンケアします。これがないとあるとでは段違いです。

次はベースです。
これは個人差が出るんですけど、俺は結構乾燥肌気味なので保湿系のものを使います。

下地はコントロール、カラーは必要であればファンデーションを薄く広げ、気になるところはコンシーラで消します。

まぁ俺には隠したいものもできてませんけど。

眉毛は平行に描きます。パウダーとペンシルで描きます。

目は二重作りとかするんですけど俺はすでに二重なので無視します。

ていうかこの説明いります？あっそう、いるの。

次はアイシャドウです。
いつもナチュラルを目指しているのでベージュ系を使います。

他にもアイライナーとかノーズシャドウとかいるんですけど元々顔がいいのでする必要は俺にはないです。

すみませんね。顔が良くて。

そしてリップ。必要であれば塗ります。色が合わなければ塗り直します。

最後にかつらを被ります。

以上です。これにてメイク講座はおしまいです。

ね？簡単でしょう？

ちなみに俺の表現力がなくて伝わらないです。というコメントは受け付けておりません。

さて適当に写真を取って姉にメイクの出来栄えを評価してもらいます。

さて、暇になったぞ。どうしよう。

素振りでもしとこうかな。

木刀を手に取り、振り上げる。これを繰り返します。

1、2とやっているとものすごい音と風圧で俺の耳は死にそうになりました。

何が起きたかと言うと、家が破壊されてました。

それこそ木っ端微塵に。

こういうのは求めてない。

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す