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目覚め ページ26

『んっんん』


いつの間にか外は明るくなっていた


『・・・腰が重い?・・・はっ!』

そうだった・・・私は夜に・・・石切丸と


「何朝から百面相してるんだい?烏?」

『なっ!石切丸・・・お前のせいだろう!』

「あはは、せっかく烏と会えたんだよ?
もう離さないからね」

『私の旦那様は随分愛が重いようだ』


現在、朝の6時半


「おかしいな・・・いつもなら誰かが
起こしに来てくれるはずなんだが・・・
三日月さんを←」

『三日月さんか・・・あの人はいつの間にか徘徊しているんじゃないかい?』

「ふふっ、有り得るね」

『さて、そろそろ起きましょう・・・お前様?』

「っ・・・朝から煽らないでくれ」

『先程のやり返しだよ』

「君も随分とやんちゃになったようだ」

『ふふふっ、気のせいだよ

石切丸は着替えるのが大変だから手伝うよ』

「あぁ、ありがとう、烏」


朝から夫婦らしい声が聞こえたそうな・・・

朝餉の準備→←愛の巣



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作者名:伊織(元三日月) | 作成日時:2020年6月2日 21時

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