プロローグ ページ1
アンダーテイカー…まあ本名はここでは伏せるからテイカーとでも呼ぼうかな?…は、私の愛しい愛しい弟だ。
よくデレるし、いい具合に変人だし(たまにヤードに突き出そうと思うけど)、あと、クッキーを作るのが上手!
ビーカーに紅茶を注ぐのはナンセンスにも程があるけど、テイカーだしまあいいかと納得してしまう。
これが悪い癖なのは重々承知しているんだけどね。やめられない。
骨を象った其れは、程よく塩味が効いていて紅茶によく合う。
甘ったるいだけのお茶請けなんて胸がいっぱいになってどうにも我慢できない。
逆にしょっぱいだけのは塩気が紅茶の風味を消してしまうから、矢張り今のクッキーがいい塩梅なのだろう。
前に隠し味は何なのだと問うたら
「小生の涙だねぇ」
だ何てといつもの様にニヤニヤとしながら答えられた。
これが本当にテイカーの涙なのであれば、私は…その罪悪感を延々と背負わなければならないだろう。
何故ならば、テイカーの幸せを崩したのは他でもない私、なのだから。
これは短い贖罪のお話。
平穏な私が愛しい誰かを傷つけるお話。
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椿(プロフ) - 孤歌さん» 長期間お待たせして申し訳ありませんでした!そして、ずっと待ってて下さって有り難うございます(泣)嬉しすぎて泣きそう…あ、もう泣いてる(笑)更新頑張ります。これからもこの作品を宜しくお願いします! (2019年3月12日 19時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - はじめまして!去年からずっと待ってました!復活してよかったです゜゜(´O`)°゜これからも更新がんばって下さい! (2019年3月12日 19時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椿 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/3d9bdea2451/
作成日時:2019年3月7日 0時