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第2話! ページ4

相良「...Aちゃん、ずっと待ってたのか。」

『はい、一応。』

猛さんが三橋さんを追い掛けて行ってしまってから30分弱。

近くのお店のトイレを借りたりしながら猛さん達を待っていた。

伊藤さんは帰ってしまった。

相良「あいつ、逃げ足早いな。」

『あ、逃げたんですか。』

猛さんはすっかりバテているようだった。

相良「てか、なんでこんな時間に学校いねぇんだよ。」

『それ、そっくりそのままお返しします。』

私が言い返すと、猛さんはニヤッと笑った。

分かってるだろ?というような笑い方で。

相良「昼飯食った?」

『とりあえずは。お腹空いてますけど。』

相良「じゃあ...喫茶店でも入るか?」

『良いんですか?』

相良「おう。」

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その頃、相良の頭の中では。

相良「2人で出かけんの初めてじゃね!?

これで彼氏っぽい雰囲気で

会計。俺が払うから、お前は外で待ってろ。

とか言ったら、もうAちゃん、俺にもっと惚れちゃうんじゃねぇか?」

と、ほくそ笑んでいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今井「あれ!お姉さん!」

そう言って駆け寄ってきたのは、今井さん...と今井さんよりも小さい人だった。

『今井さんと...』

谷川「今井さんと同じ紅高の谷川です。」

今井さんの舎弟のような人だろうか。

谷川「って、あーっ!?」

今井「な、なっ!?相良、てめぇ、お姉さんに絡んでんじゃねぇだろうなぁ!」

この人たちは面識があるのだろうか。

今井さんがそう言うと、猛さんは私の肩に手を置き

相良「俺の女だけど。」

と言い放った。

不覚にもキュンとしてしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、相良の頭の中では。

相良「言っちゃったよ...。やべぇ...。

今の俺めっちゃカッコつけてるけど絶対Aちゃんにもカッコイイって思われただろ!

てかあいつら、誰だっけか。」

と、疑問を抱えていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今井「くっ...。こんな悪党が...。」

谷川「理子さん好きなんだからいいでしょ。」

えっ、理子さんってあの理子さんか?

今井「ははっ、バレちまったか。」

谷川「自分で俺に言ったんですよ。」

2人は結構いいコンビなんだなー、と思っていると、猛さんから手を引かれた。

相良「早く行くぞ。話長くなる。」

確かに。

そう思い、猛さんの後を付いて行った。

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作品ジャンル:恋愛
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みりん - 主人公が喧嘩出来るところ見てみたいです! (2019年4月14日 21時) (レス) id: f06c8b23ec (このIDを非表示/違反報告)
らなのMonO(プロフ) - 32話にきゅん死しました。一人でにやけてたら家族に気持ち悪いと言われました。でも気にしない!相良様がいるから!w (2018年12月31日 22時) (レス) id: dce8680b38 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - モカさん» ありがとうございます!続編もちゃんと出すので、モカさんも応援よろしくお願いします! (2018年11月11日 0時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - もーめっちゃ面白いぃぃ!!これからも頑張って下さいね(^^) (2018年11月11日 0時) (レス) id: 9ae6381993 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - 浅葱さん» 初コメありがとうございます!相良さんのライバルが人気ですね...。その線が深まってきたのでお楽しみに^^* (2018年11月10日 20時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花火2016 | 作成日時:2018年11月4日 16時

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