太極拳 ページ2
ドッキリハウス、2日目。
朝早くにソニアに叩き起こされ、マスカットタワーへ向かう。
なんだか左右田のありがたみが分かった気がする。(あくまでも気がするだけ)
モノクマがマスカットタワーで待っている。
夜に部屋に訪れたモノクマからそんなことを聞いた。
何かくれるのかもしれないと言う期待だけをもって移動する…。
モノクマ「おっ、皆揃ったね。それでは、モノクマ式太極拳をはじめまーす!」
私たちを待ち構えていたのは、なんと太極拳。
太極拳なんてしたことない。
それに、こんな状態じゃお腹が減って仕方がない。
モノクマ「地球の重力を、最大限に利用し…」
何故か弐大と終里は真面目にやってるし。
モノクマ「ほらそこ!だらだらしない!」
そう言われてもお腹が減るばかりで、体が動かない。
…あれ、なんだろう…サンドイッチが動いてる…。
…レタスサンド、カツサンド玉子サンドハムサンドクラブハウスサンドBLT…。
レタスサンドカツサンド玉子サンドハムサンドクラブハウスサンドBLTレタスサンドカツサンド玉子サンドハムサンドクラブハウスサンドBLTレタスサンドカツサンド…
左右田「おい、大丈夫か?」
A「レタスサンド…。」
左右田「は?」
田中「…石原よ、平気か?」
A「玉子サンド…。」
田中「玉子サンド…?」
七海「石原さーん!聞こえますかー!」
A「クラブハウスサンド…。」
七海「えぇー…。」
日向「…本格的に駄目っぽいな。」
私は近くにあるレタスサンドを持って…
左右田「お、おい…俺のみつあみ…。」
A「いただきます…。」
と、一口食べた。
左右田「いててて!A離せ!俺のみつあみ!てか痛い!お前チビなんだから引っ張るな!」
A「誰がチビだ!レタスサンドの癖に!」
左右田「理不尽!」
A「そもそもお前髪の毛みたいな味してるぞ!」
左右田「髪の毛だかんな、お前食ってんのお前が嫌いな俺の髪の毛だかんな!?」
A「レタスないし…。お前がレタスサンドと名乗るのはおかしいぞ!」
左右田「名乗ってねぇよ!いつ名乗ったよ俺が!」
日向「ちょっとこれ、マジで危ないぞ。」
終里「全く…レタスサンドから手離せ。」
左右田「レタスサンドじゃねぇよ!」
レタスサンドから引き剥がされ、私は部屋に戻された。
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asutaronpo_0822(プロフ) - とんでもない時差コメだけどめっちゃ好きです (2月1日 22時) (レス) @page30 id: 0fcf2cea39 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - あききっきさん» え、いや、あの、私も好きです(直球) (2018年6月3日 21時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
あききっき - え、いや、あの、好きです(直球) (2018年6月3日 21時) (レス) id: be0590a1d5 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - あいりさん» ありがとうございます!これからもバンバン更新していきますので応援よろしくお願いします! (2018年3月4日 17時) (レス) id: 555d91d6cf (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - この小説好きです!応援してます!今後楽しみにしてます(^^) (2018年3月1日 18時) (レス) id: 4b8fdbcc98 (このIDを非表示/違反報告)
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