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Shota side
今日も相変わらずバイトは暇で。
ほとんどぼーっとしたまま2時間半が経っていた。
その間、今頃岩本と何話してんのかなーとか、
飲み過ぎてないかなーとか、
どうしたって考えてしまう自分がいて。
いくら身体を重ねても、自分だけのAだと自信を持てる訳じゃないんだな…
1人の人の心も身体も死ぬまで自分だけのモノにできる人なんて、この世に1人もいないんじゃないかって…そんな哲学的な考えまで思考を巡らせていた時、
コンビニの扉が開いた。
翔「えっ…A！？」
「お疲れ様」
そこには笑顔で手を振る愛しい人の姿があった。
翔「…どうした？」
「え、どうしたって何？笑 来ちゃまずかった…？」
翔「いやいや、…飯は？」
「もう食べて来たよ」
翔「…岩本は？」
「送ってくれるって言ったけど、翔太に会いたかったから断ったよ」
翔「…」
「？」
翔「もう…最高かよ」
「え？」
めちゃくちゃ嬉しかった。
それはもう本当にめちゃくちゃ。
翔「…何でもない。今日は泥酔してないじゃん。笑」
「翔太にちゃんとした状態で会いたかったから、しっかり忠告守ったよ。笑」
嬉しいくせに憎まれ口で照れ隠しをすれば、クソ可愛い返答が返ってきた。
やっぱりこういう時、Aは一枚上手だ。
「ふふふ」
翔「？…なに？」
「店員姿の翔太、久しぶりに見れて何か嬉しい」
最近は店に寄ることが無かったからそう思ったのか、にこにこしながら俺を見てるその顔がめっちゃ可愛い。
翔「いつの間にかバイト推奨発言に変わっちゃってるけど、大丈夫そ？笑」
「あ、確かに。…まずいね」
自分の発言にハッとしてるAにめっちゃ笑って、癒された。
翔「帰り、思ったより早くてびっくりした」
「私も照も疲れ切ってたしね」
そんな発言と共に欠伸をこらえている。
翔「だよな…本当お疲れ。今日はもう帰ってゆっくり寝な？」
「うん、そうする。ごめんね、バイト中に」
翔「いや、全然。むしろありがとう。帰り気をつけて。
着いたら連絡して？」
「うん。顔見れて良かった、じゃあ頑張ってね」
翔「…ん」
Aと会ったり話した後は決まって分かりやすく元気が出る。
数分後に届いた「帰ったよ」の連絡をポケットの中でこっそり確認し、ニヤけ顔でこの日のバイトを終えた。
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R(プロフ) - ninaさん コメントありがとうございます！こちらの作品のコメントは久しぶりだったので嬉しかったです🥺✨一気読みなんて嬉しい限りです…😭今連載中のお話もどうか楽しんで頂けますように…🥺 (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - 最初から一気に読みました😭最高です！！🖤💛💙に愛される人生を歩みたいです（笑）次のお話も楽しく読ませていただきたいと思います！ありがとうございました✨✨✨ (2022年2月3日 15時) (レス) @page50 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん ありがとうございます😭✨今回も無事完走できました🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん コメントありがとうございます😭✨わぁ〜嬉しいです😭💕また大大大好きと言ってもらえる作品を書けるように頑張ります☺️ (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みさん コメントありがとうございます😭✨そんな事言って頂けて声を出して喜んでしまいました…😭続編構想中なので出来たらまた読みに来て下さると嬉しいです🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年11月21日 15時
