With Love.18 ページ24
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レオ「レイ、あとひとつ聞きたいんだけど?」
零「なんじゃ?」
レオ「姫様はどこなんだ?」
零「・・・・着いてきておくれ」
──────────
ある部屋の前に着いたが、零にとって予想外のことが起こった。
見張りの兵士が倒れているのだ。
死んでいる訳ではない。
瀕死状態だった。
零「・・・・・・いない・・・」
レオ「レイ!どういうことだ!?」
流石の零でもここまでは予想していなかったようで驚いた表情をしている。
零「分からないのじゃが、見張りの兵士が倒れているということは外部から侵入されたぐらいしか・・・・・」
凛月「! 王さま、この兵士の傷は姫様のナイフだよ」
零「おそらく、逃げたのじゃな・・・・。じゃが、Aを見たという報告は受けてないはずじゃ。
・・・────!」
その直後、凛月と零はある匂いと足音に反応した。
レオも足音が聞こえているようで耳を澄ます。
兵士「零、様・・・・。王女を逃してしまいました・・・・・」
零「!」
兵士は右の腕を抑えながら歩いてきた。
凛月と零が辿った匂いは兵士の血だったのだ。
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兵士の記憶通りの道を辿ると、そこには、レオがAにあげたナイフと1枚の紙があった。
レオをその紙を手に取り読み始める。
レオ「『Ensembleの姫は頂きました。』」
零「・・・・この字は渉くんじゃ。今はfineの王族に仕える者。」
レオ「・・・・fine、・・・・やっぱりお前だったんだな。
・・・・・テンシ」
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みっすー(プロフ) - いつも読ませていただいています!すごく面白くて続きが楽しみです!これからも頑張ってください! (2020年3月7日 22時) (レス) id: 7beb93470d (このIDを非表示/違反報告)
宝坂 藍花(プロフ) - 白雪さん» はじめまして!そう言っていただけて幸いです・・・!これからもよろしくお願いします! (2019年12月23日 20時) (レス) id: 3515971034 (このIDを非表示/違反報告)
宝坂 藍花(プロフ) - ひなたさん» はじめまして!閲覧ありがとうございます!設定からタイプだなんて嬉しすぎます・・・・泣。これからも頑張るのでよろしくお願いします! (2019年12月23日 20時) (レス) id: 3515971034 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 面白いです!これからも応援しています! (2019年12月22日 19時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませていただいてます!正直設定からめちゃくちゃタイプです!!これからも楽しみにしてますので頑張ってください! (2019年12月19日 20時) (レス) id: e2179e1003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KiKA | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/3c8fc251461/
作成日時:2019年12月9日 20時