Grateful allegiance【Knights】

With Love.12 ページ15

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つむぎ「？」


宙「せんぱいは分からないって色をしてるな〜♪」


つむぎ「ええ〜！？ 宙くんは分かるんですか？」


宙「もちろんです！」


夏目「これだからセンパイハ･････。」


つむぎ「2人とも酷いです････」









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Not side






そのあと、Aは別室へ閉じ込められた。




すると、兵士が慌てて、零の部屋のもとへ来た。









兵士「零様、敵襲だそうです！」


零「･････早かったな。迎え撃て。」


兵士「はっ！」









零は兵士の気配がなくなったことを感じて呟いた。









零「来たな･･････。･･････凛月。」







──────────




やがて、陽の名残りは消え、闇に包まれた。


空気は澄んでいて、空には下弦の三日月が見える。




そう、もう夜だ。



周りからの音は馬と兵士が歩く音だけ。









凛月「セッちゃん、ナッちゃん、ス〜ちゃん、ここからは俺に任せて。」


司「････？」


嵐「凛月ちゃん････」


泉「くまくん、ほんとにいいの？」


凛月「これでもここに住んでた身だから。みんなは姫様と王さまをよろしくね〜。」









凛月は馬と繋がっている手綱をひき、みんなとは別の方向に歩みを向ける。









凛月「････いい加減、決着ぐらいつけなきゃね」









そうして、馬を走らせる速度を上げた。



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