22話 ページ24
22話
貴「っ……そんなこと、言われても…」
今まで1人でやってきた
心配なんてされる暇なんて無い、犯罪を少しでも減らす為に、私が出来る事はなんでも…
伊吹「これからはさ!少しでもいいから、俺たちの事頼ってよ!
仲間じゃん?俺たち3人で同じ404なんだしっ」
貴「……? いえ、私は正確には405なので」
伊吹「あ、いやそうだけど!」
貴「……」
…今の伊吹さんの言い間違いで少しは冷静になった←
私は404じゃない、405だ
この3人体制も今だけ、またいつかは私1人での行動になる
そうなれば、よっぽどの事がない限りはこの2人には関係ない
志摩「とりあえず、これから先、何かあったら俺たちに言うこと
言いにくいなら隊長でも良い
わかったな?」
貴「………善処します」
伊吹「そこは分かりましたでいいじゃん!
…んで、志摩!!」
志摩「うるさっ、なんだよ…」
確かに少しうるさい
元気だな…さっきの涙目の伊吹さんはどこに行った?
伊吹「いつまでAちゃんの手握ってんの!?」
志摩/貴「「……あ」」
伊吹さんの言葉で思い出した
私、今志摩さんに寄り掛かってる状態だ
志摩「わ、悪いっ!すぐに離すつもりだったんだが、その、話をする事に夢中になってて…」
貴「い、いえ、大丈夫です
気にしてないので…」
志摩「(気にしないのか…それはそれで、なんか傷つく)
あ、手首赤くなってる…すまん
後で湿布貼る」
志摩さんに言われてから気づいたが、握られていた手首が少し赤くなっていた
貴「?あぁ、このくらいなら大丈夫です
すぐに治ると思うので」
確かに赤くはなっているけど、このくらいならすぐに治るだろう
伊吹「あ"〜……腹減ったなぁ…飯でも食いに行くべ!
山梨って言ったら?」
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ちゅん(プロフ) - はじめまして!作品読ませていただきました。すっごく面白かったです!続きはもう書かれないんですか??更新楽しみに待ってます! (2022年1月1日 18時) (レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます!!これからは気をつけます! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼華 | 作成日時:2020年10月7日 16時