23話 ページ25
__うどん屋__
店員「お待たせしました〜」
あの後、私の運転で山梨県にあるうどんが美味しいと評判らしいお店に来ていた
伊吹「ありがとうございますっ」
貴「(…多いな)」
注文する時に量を減らして貰ったが、それでも食べ切れるか不安だった
伊吹「あぁ〜…うまっ」
志摩「…うまいなぁ」
伊吹「これ乾いたの売ってんのかなぁ?」
貴「乾いたの?」
伊吹「分駐のお土産」
志摩「乾麺か?乾麺のこと言ってんのか」
伊吹「だからそう言ってんじゃん」
私も " 乾いたの " だけじゃ、流石に分からなかった←
貴「…さっき見たら乾麺も売ってましたよ」
メニュー表の最後の方に、乾麺タイプの物も販売していると書かれていたから、陣場さん達へ買って帰るのも有りだろう
伊吹「マジ!?じゃあ帰り買お〜」
志摩「…1つ言わせてもらう」
伊吹「も〜なにぃ?」
志摩「……殴って悪かった、ごめん」
ふと志摩さんが話し始めたかと思うと、伊吹さんに殴った事を謝っていた
まさか謝ると思っていなかったから、伊吹さんはとても驚いる
まあ、私も少し驚いているけど
伊吹「…志摩ちゃん?志摩ちゃん、よくできましたねぇ〜!」
志摩「触るなっ!」
伊吹さんは志摩さんの頭を撫でようとして、すごい嫌がられている
伊吹「はいうどん1本あげるっ」
志摩「いらない、いらない!汁が飛ぶ!!」
なんだかんだ言って、いい相棒同士になりそうだな
貴「伊吹さん、服に汁はねますよ」
伊吹「でもさ!俺たち、いい相棒になれそうじゃん?
ねっ、Aちゃん!」
貴/志摩「「…結構です」」
私に相棒はいらないし
伊吹「2人して結構するなよ、それ禁止ね?
今度言ったらメロンパン10個ね」
貴「メロンパン10個も食べるんですか?」
志摩「10個も食うなよ…」
伊吹「いや車に置いといて売るようにさ
…はいっ、メロンパン
志摩「さっきの謝罪を撤回する」
伊吹「はぁ?あんね、もう遅い遅い、時は戻らないよっ」
貴「………」
時は戻らない、か
志摩「そうだなぁ……時は戻らない
人の命は返らない、どんなに願っても
……お前らは長生きしろよ?」
209人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅん(プロフ) - はじめまして!作品読ませていただきました。すっごく面白かったです!続きはもう書かれないんですか??更新楽しみに待ってます! (2022年1月1日 18時) (レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます!!これからは気をつけます! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蒼華 | 作成日時:2020年10月7日 16時