そらるさんは彼氏兼私の専属お医者様だそうです

ポッキーの日ですが？なにか？ ページ37

夢主SideM









今日はポッキーの日らしいので、私はポッキーでお城を作っています


少しでも揺れると壊れそうだから...


集中してるのに...





そ「Aさーん？」


「なぁに？彼方さん？」


そ「今日ってさ、ポッキーの日、だよね？」


「そーだねー、だから私が今お城作ってるんじゃないかなぁ？」


そ「だよねー...じゃあさ、ゲームしよ？」


こいつは私の話を聞いていたのか？()









「なんでー？」


そ「え？襲いたいから」


誰かー、お医者様はいらっしゃいませんかー？
重症患者がここにいるんですけど








あ、まって、そもそもこの人が医者じゃん



「やだ」


そ「拒否権はないけど？」







なんなんだよ


じゃあ聞かないでくれます！？







「んｸﾞっ...」



無理やり口にポッキーを押し込まれてもう片方を彼方がくわえた



って、なんか食べるスピード早くない！？






そろそろ...


ぎゅっと目を瞑ると唇にあたったもの






ちゅっ......





そ「ん、甘いね？」



「甘いねじゃない！！なんなの！？急に！」


そ「えー？Aが構ってくれなかったのが悪い…」



だって、作りたくなっちゃったんだもん



「仕方ないから...構ってあげる」



そ「ツンデレ？じゃあ、遠慮なく」





ドサｯ

急に視界が逆転して背中が床につく


あぁ...


私のお城が...



絶対明日、腰痛すぎて出来ないし...



まぁ、いっか






「優しくして、ね？王子様」


そ「仰せのままに、お姫様」





優しく彼方が微笑むと、

私も微笑み返した









次の日...





「優しくするって言ったよね！？」


そ「煽ったAが悪い」




と、まぁケンカになったようです^^;

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