６色薔薇と闇夜の少女

作戦会議 ページ44

カ「美ヶ瀬家って…」



一「Aの…家じゃん」



チ「つまり、Aちゃんの主人が赤塚美術館に寄贈する前に、家に忍び込んで盗めばいいんだね？」



お「俺のところの取り引き相手なんだ。ご要望は既に来てる」



ト「で、なんて？」



お「宝石やら美術品をあげるから、Aをくれって…」



十「はぁ！？」



十四松さんは珍しくキレてる…

いつも開いている口が閉じていて、逆に殺気がすごかった



チ「作戦はどうする？」



お「俺がAの母親にAを渡す」



『え！？な、なんで！？』



お「大丈夫、大丈夫。んで、Aが部屋に戻るって親に話せ。部屋に戻ったら窓を開けるんだ」



チ「そこから僕たちが部屋に入ればいいんだね？」



お「そ、それで『大輪の彼女と黄色の王子』を探すんだ」



『それで…私は？』



お「下に飛び降りて」



『下に飛び降りr…はぁぁぁ！？』



お「大丈夫、一松かカラ松にキャッチしてもらえるから」



そういうと、カラ松さんの顔がイタい顔になり、それを見た一松さんがカラ松さんに五回ぐらいハラパンをくらわす



チ「じゃあ、こっちからは十四松にキャッチしてもらうよ」



十「りょーかいでっす！」



十四松さん…さっきの殺気どうしたの…？



お「じゃあ、これで良いな！」



『…は、はぁ…』

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