孤独の間 ページ3
私、美ヶ瀬Aは、独り自分の部屋にいた
朝は、使用人が部屋の扉を開けないと私は出てはいけない。
隣の部屋は、此処の家の主の息子。毎日耳に響くような声ではしゃぐ。
私の親は、幼少期に死んでしまった。
そのため、父型の兄か、母型の妹かを話し合った結果、母型の妹がこの豪邸を引き継ぐことになった。
私は、父型の兄が良かったのだが、母型の妹は父の兄から、無理やりとったように見えた。
今じゃこの様だ。
最初は優しく接してくれたが、息子が産まれてから、だんだんと冷たくされた。
シンデ○ラのようにこき使われた訳ではない。
存在なんて、ないと…
カチャリとドアが開く音。
使「お嬢さま、朝食の支度が整いました」
この使用人は、私をいつも心配に見てくれて、内緒で色々話したり、夜食や衣装を持ってきてくれる。
『いつもごめんなさい、ありがとう』
部屋の窓を開け、部屋を後にする。
ーーー窓から小さな封筒がひらひらと落ちた。
封筒は、ピンク色で文字が書かれていた。
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永松 - 美しき姫なんてそんな(๑><๑) (2022年7月24日 10時) (レス) @page5 id: 7f355e5628 (このIDを非表示/違反報告)
ナヴェデラ(プロフ) - いとなさん» ありがとうございます!励みになります!更新ペースをあげて続々と話を盛り上げていきます! (2017年11月6日 18時) (レス) id: 3987a513d3 (このIDを非表示/違反報告)
いとな - すごい面白かったです!続きが早くみたいです!頑張ってください! (2017年11月6日 15時) (レス) id: eb9201ed1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナヴェデラ | 作成日時:2017年8月17日 9時