STORYNo.32 ページ32
『うーん…えいっ』
俺は足枷の鎖を掴み、その中で重力を圧迫させ鎖を壊す。
…いつも、思うけど。
どっから集めてるわけ?こーゆーの。
また、携帯失くなってるし…あ、自分で捨てたのか…水に落として。
てかさ〜暇ぁ…←
このまま逃げたろか?あ"ぁ"?
思考はそう動いても身体は動かない。
『身体は素直ってか?…くそッ』
折原「そーゆー事。ただいま」
『…おかえ、り』
あ、つい反射で返事しちゃった。
折原「あーあ、足枷壊したの?流石“化け物”」
『…。はいはい。そーですね』
“化け物”呼びやめろよな。
折原「お仕置き…ほしい?」
『自ら進んでソレを求める性質じゃない』
折原「じゃあ、お仕置きとしてコレに着替えてきて」
『え(;^ω^ )』
拒否権はない。という事で着替えてきましたが
『メイド服って何?手前の趣味?変態?』
折原「サイズぴったりだね」
『話し聞けよ』
不幸中の幸いで、スカート丈が膝の位置だ。
ミニスカだったら泣いてた。
折原「メイド…といったら、あの言葉でしょ」
『え?メイドってそんなサービスあった?』
情報屋は紙に何かを書いて俺に渡してきた。
折原「それ言っt『無理』え?なんて?」
《おかえりなさいませ。ご主人様》
どこのメイド喫茶だ。
そして“ご主人様”ってなんだよ。
折原「言って?」
『…絶対?』
折原「拒否権はないよ?」
いや、言いたくないな。
これだけは…ね?
情報屋は、そんな俺を見兼ねて、こう言った。
折原「…言えば、その“欲”の苦しみから解放してあげる」
『え…?』
俺は生唾を飲み込んだ。
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武田恵(プロフ) - みのりさん» 掛け持ち数多くて困ってます汗でも、頑張ります! (2015年5月5日 23時) (レス) id: c5d8a18c16 (このIDを非表示/違反報告)
みのり(プロフ) - かけもち多いですね〜! でも、めっちゃ読んでて楽しいです! 頑張って更新してください!♪───O(≧∇≦)O────♪ (2015年5月5日 20時) (レス) id: 995eccdec3 (このIDを非表示/違反報告)
武田恵(プロフ) - 通りすがりの迅悠一ファンさん» ありがとうございます!頑張って更新してきます! (2015年5月5日 17時) (レス) id: c5d8a18c16 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの迅悠一ファン(プロフ) - 面白いです! (2015年5月5日 17時) (携帯から) (レス) id: 7a6bb945ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:武田恵 | 作成日時:2015年5月5日 16時