episode91 ページ1
俺は正直驚きを隠せずにいて、Aちゃんが直接それもマイキー君達抜きで俺達に聞きたいことって何だろう?と頭の中で何度も考えた。
その場は俺と千冬とAちゃんの3人になり、静かに待っていると
A「武道君」
そうAちゃんが話し始めた。
A「あのね、ずっとね聞きたかったの…」
花垣「はい…」
A「武道君、あなたタイムリープしてるでしょ?」
花垣「‼︎」
千冬「‼︎」
俺は頭が真っ白になった。
どうしてその事を…?
千冬にしか話してない事実なのに…
A「最初はね全然そんな気がしなくて、何で武道君はこんなに東卍の為に動いてくれるんだろうって疑問だったの。だってマイキーと出逢って間もないし、自分から慕って入ったわけでもないし、そんな武道君が命張れる姿に凄いなって強いなって思ってた。でも、メビウスと揉めた時もバルハラと揉めた時も何か知ってる風で話してたよね?それが私の中でずっと気になってたの…。そして聖夜決戦の時武道君と千冬君が未来が変わるって言ってたのを聞いて確信した…。武道君は未来を知ってる人だって…」
花垣「…」
千冬「…」
Aちゃんの話に俺達は何も言えずにいた。
そんな俺達の様子を見て真剣に話してた雰囲気を一気に変えさせ、
A「アハハ…私変な事言ってるよね…⁉︎タイムリープだなんてねぇ⁉︎ごめんごめん、今の忘れて…」
そう言って笑って誤魔化すAちゃん。
俺は東京卍會の隊長だろ?
姫に何やらせてんだよ…
マイキー君やドラケン君達を慕うなら同じように慕わなきゃだめだ‼︎
そう心で決心して、俺はAちゃんに話しかけた。
花垣「Aちゃん…変じゃないです」
松野「おい‼︎武道…‼︎」
俺の話を止めに入る千冬。
花垣「いいんだ千冬‼︎目の前にいるのは姫だ」
松野「‼︎」
花垣「お前が場地さんを慕うの同じ様に慕うのが筋だろう?」
A「武道君…」
花垣「Aちゃん、俺未来から来たんです」
そう言ってタイムリープの事と今までの経緯を細かく説明した。
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作者名:AI | 作成日時:2023年5月6日 18時