六話 ページ7
「A殿！某と手合わせをしてくだされ！！」
「え、刀置いてきたからナイフしかないんだけど」
「ないふ？」
聞きなれない言語に3人が頭のうえにはてなマークを出す
小刀のことだと教え、バックから護身用のナイフを取り出し見せてやる
持ってたらダメなんだけど、最近外国のマフィアにまで狙われてたから、仕方なくね
「へー両刃なんて珍しいね」
「コレと槍じゃ部が悪いからなぁ...ああ、造ればいいんだ」
「なぬ！？A殿はそんな事が出来るのでござるか！！？」
「まあね」
3人にちょっと離れててと言ってから、手を前に出す
使いやすいアレでいいよね
「トンファー」
目が青く光り、どこからともなくトンファーが現れる
それを手で掴み、軽く振るって腕慣らしをする
「うん、準備出来たよ」
3人の方を見れば目を丸くして僕を見ていた
コッチでもこの能力は珍しいのかぁ
幸村は近づいてくると、なんとも明るい笑顔を浮かべて口を開けた
「A殿も婆娑羅を使えるのでござるか！！」
「え？いや、コレは婆娑羅？とは別モノだと思うけど...」
覇砂羅とは何ぞ？
「そうなのでござるか？...ならば、団子を出すことは出来るでござるか！！」
幸村は僕の両肩をがっしりと掴みキラキラとした目で見てくる
「うん、出来るよ。...三色団子」
三色団子を幸村に渡すと喜び一瞬で食してしまった
そして、もう一本とでもいうかのように僕を見てくる
「少しは警戒しようよ...」
「旦那は疑う事を知らないんだよ...」
僕の出した団子を食らう幸村に佐助と苦笑いを向ける
ちょっと待って、団子食べんの早すぎ！？
僕が追いつけない！！！
「ふむ...A、その力はあまり人に見せん方が良いぞ」
「やっぱり？じゃあ、3人も内緒ってことでお願いします！」
「Aって思ったより軽いね」
団子を食べ過ぎた幸村を怒っている佐助にそう言われたが
幸村が僕を信用しているのであれば、僕も3人を信用するまでのことだ
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美空 - 続きが気になります。ゆっくりでかまいませんので更新頑張ってください。楽しみにしてます！ (2018年1月2日 3時) (
レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
狛犬助(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！ゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いします (2017年12月22日 22時) (レス) id: 186f9b8b14 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年10月12日 22時) (レス) id: 3e979471d3 (このIDを非表示/違反報告)
ナリク(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます！ (2017年3月16日 23時) (レス) id: 186f9b8b14 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ばさらは”婆娑羅”と書きますよ〜 (2017年3月14日 11時) (レス) id: 6aaa5d01f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナリク | 作成日時：2017年3月5日 2時
