五話 ページ6
佐助も幸村の後を追うため影の中へと消えていった
武田軍の人たちと帰る事になり、馬を貸してはくれたが乗り方がわからない
結局馬と一緒に走ることにした
「いたいた、A、こっち!」
厩で借りた馬を撫でていると佐助が僕の名前を呼び手招きをしていた
「大将と旦那が待ってるから行くよ」
「わかった」
佐助に連れられ館の中に入り、ある部屋に着いた
中に入れば幸村と、信玄さんらしき人物が話し合っていた
アレを話し合うと言っていいのか...
「お館様っ!!」
「幸村っ!!」
「お館様っ!!!!」
「幸村っ!!!!」
「佐助...アレは?」
「あーいつものことだから気にしないで。旦那ーA連れてきたよー」
「本当か!!」
「余所見するでないわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぐはあぁぁぁ!」
信玄さんに殴られた幸村は襖ごと外に吹っ飛ばされる
これをいつもやってるのか....
「お館様!この方が某を助けてくださったA殿でござる!!」
すぐに復活した幸村が僕を信玄さんの前に連れて行き、そう説明した
「えっと、戦の中に首突っ込んだ雲雀Aッス。信玄さんで合ってるッスか?」
「そうとも!ワシこそが甲斐の虎武田信玄だ!!幸村から聞いたぞ、行く場所が無いようならここで暮らして構わん!」
え?そんな話になってんの?
佐助の方を見れば、溜め息ついてるよ
あ、これ諦めろってこと?
「いいんッスか?身元もわからない僕を置いて」
「よい!幸村だけでなく主は武田軍の助けにもなった。何かあれば佐助に言え」
「え⁉俺⁉」
「うむ、頼んだぞ!佐助!!」
「俺の胃に穴を開ける気なのかなのかなぁ⁉」
「あーうん迷惑かけないようにするよ」
今度は僕が佐助の肩に手を置いた
佐助はまた長い長い溜め息を吐いた
−−−−−−−−−−−
夢主は敬語をあまり使いません
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美空 - 続きが気になります。ゆっくりでかまいませんので更新頑張ってください。楽しみにしてます! (2018年1月2日 3時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
狛犬助(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます!ゆっくりですが更新していくのでよろしくお願いします (2017年12月22日 22時) (レス) id: 186f9b8b14 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年10月12日 22時) (レス) id: 3e979471d3 (このIDを非表示/違反報告)
ナリク(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます! (2017年3月16日 23時) (レス) id: 186f9b8b14 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ばさらは”婆娑羅”と書きますよ〜 (2017年3月14日 11時) (レス) id: 6aaa5d01f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ナリク | 作成日時:2017年3月5日 2時